AQUOSシリーズのスマートフォンを展開し、主要事業者向けだけでなくSIMフリースマホにも力を入れているSHARPからSIMフリースマホの新機種「AQUOS sense4 plus」をクリスマス(12月25日)に発売すると発表がありました。
AQUOSシリーズのうち、SIMフリー向けをメインとしているシリーズが「AQUOS sense」シリーズで、「AQUOS sense4 plus」はその4代目となる「AQUOS sense4」の兄弟機となります。
既に発売済みの「AQUOS sense4」との大きな違いは、「AQUOSスマートフォン史上最大」と銘打たれた6.7インチの大画面ディスプレイと高出力のステレオスピーカーを搭載することで「AQUOS sense4」よりも映像や音楽を楽しむ際の満足度を文字通り「plus」させたモデルとなっています。
動画や音楽コンテンツ以外にもゲームなどにもパフォーマンス不足を感じないように「AQUOS sense4」よりメモリ、データ容量ともに2倍の「8GB」メモリと「128GB」のデータ容量を用意しています。
大画面になった分、「AQUOS sense4」より大きく重くなっているため、手のひらサイズであることを重視する方には難があるかもしれません。
しかし、重さは重くなったとはいえ、20g程度となるため、ほとんど感じる差ではないでしょう。
また兄弟機種とは思えないほど、カメラ機能にもこだわっており、「AQUOS sense4」がトリプルカメラであるのに、「AQUOS sense4 plus」はクアッドカメラを採用しています。
メインカメラの画素数も4800万画素と「AQUOS sense4」の1200万画素からは大きくパワーアップしていると言えます。
防水防塵対応やおサイフケータイ、生体認証への対応も一通り対応しており、ハイエンドモデルまでは必要としていないが、SIMフリーでそこそこの性能のスマートフォンを探しているという方には要注目の機種と言えるでしょう。
ただ、少し残念なの「AQUOS sense4」はSHARPが誇るIGZOディスプレイを採用していますが、「AQUOS sense4 plus」ではIGZOディスプレイがを採用されていません。
ディスプレイのリフレッシュレートは90Hz、タッチサンプリングレートは120Hzとなっており、性能が低いディスプレイを採用しているわけではありませんが、SHARPのトレードマークと言えるIGZOディスプレイが採用されていないのは残念に感じます。
サイズ | 166mm×78mm×8.8mm |
重さ | 197g |
画面サイズ | 6.7インチ |
メインカメラ | 4800万画素+500万画素+190万画素+190万画素 |
CPU | Snapdragon 720G |
メモリ | 8GB |
データ容量 | 128GB |
バッテリー | 4,120mAh |
防水 | IPX5/8 |
防塵 | IP6X |
おサイフケータイ | 対応 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
この「AQUOS sense4 plus」ですが、海外では台湾で11月16日に発売しており、国内でも実は既に楽天モバイルではオンライン限定ながら11月25日から発売済みでした。
今回、SIMフリー向けに広く発売を発表したことで、取り扱えるようになった格安SIM事業者の注目度は高く、取り扱いを発表する格安SIM事業者があいついでいる状況となっています。
12月21日時点で取扱いを発表済みの格安SIM事業者は以下の事業者があります。
・「NifMO」(niftyが運営)にて12月22日から受け付けを開始
・「IIJmio」で12月25日発売
・「goo Simseller」で12月25日11時より発売
まだLINEモバイルやBIGLOBEモバイルなど、取扱いの有無を含めて何も発表していない事業者も少なくありませんが、人気が出る機種になることは間違いないでしょうし、SHARPからの発売発表したばかりであることを考えると、今後も取扱いを開始する事業者は続くことでしょう。