どうも
今回は、先日のGalaxy UNPACKED 2020にて発表されたGalaxy Z Fold2についてです。
この端末をフォルダブル端末であるGalaxy Foldオーナーであるライターの目線で見ていこうと思います。
目次
Galaxy Foldとは
世界初のフォルダブル端末のひとつです。SIM太郎でも実際にレビューしておりますので、詳細は以下のリンクからご確認ください。
Galaxy Z Fold2に感じたこと
ここではGalaxy Z Fold2に対してGalaxy Foldユーザーであるライターから見た率直な感想も踏まえて書いてみました。1.閉じた状態での画面が大きくなった
Galaxy Foldでは4.6インチ HD+の解像度だったフロント画面は6.2インチのものになりました。それに合わせて画面解像度も向上すると予想されます。
そのため、閉じた状態でも普通のスマホとして使える画面サイズになっているのです。
オーナー目線でもこれは素晴らしい仕様で、Huawei Mate Xsが実際にこのような点では優れていたのでこれに並んだ形と言えます。
フロント画面が小さい点はGalaxy Foldでは本当に惜しいと思えるポイントでした。これはいい改良点であり、新たなセールスポイントにもなると感じます。
また、フロントカメラもパンチホールとなっており、より普通のスマホのようなフォルムとなりました。
これらだけでも購入する意欲や興味が湧いた方も多いと思います。
見た目からして非常に完成されています。
2.内側の折りたたみ画面がガラスになった
Galaxy Z Fold2ではGalaxy Z Flip同様のガラスタイプのものになりました。そのため、日常使用でも画面に小傷がつくのが半ば仕様に近かったGalaxy Foldに比べて引っ掻き傷などには強くなると考えられます。
普段使いでも以前よりは安心して使えそうです。
ただ、無理な負荷をかけると画面が異常発色したりする点はGalaxy Z Flipでも見られたのでそこをどう捉えるかですね。
3.ヒンジの構造が改善された。
公称でも「新世代のヒンジ機構」とあるようにGalaxy Z Flipなどとも異なるものになってるようです。詳細がまだ出てないので憶測にはなりますが、完全に本体が閉じることからも従来とは違うことが窺えます。
Galaxy Foldでは耐久面で難があっただけに、嬉しい改良点となりそうです。
Galaxy Z Fold2に望むもの
ここからは発表されたGalaxy Z Fold2に望むものをフォルダブル端末ユーザーとして書いていきます。操作UIの最適化
2画面スマホの中でも「大と小」の2つの画面を持つ機種が抱える問題があります。それは、小画面か大画面のどちらかのUIを犠牲にするというものです。
例えばZTE AXON Mでは大画面モードでも「スマホUI」となるように設定されていたので大画面をを活かすことはできても、タブレット端末のように多くの情報を乗せることは難しいものでした。
Galaxy Foldではその逆で、あの小さい4.6インチの画面でも「タブレットUI」となるのです。
そのため、Chromeなどのブラウザが非常に見にくくなるのです。
この、画面を閉じたときにUI含めてシーレムスに動くアプリが現段階では非常に少ないのです。
特にサードパーティーのキーボードアプリは現時点では、両方の画面でしっかり使えるものがかなり少ないと感じます。
基本的に画面サイズが変わったときに別のキーボード配列を割り当てることができないので、難しいところです。
特に10キー入力の場合は小さい画面では良くても、大画面では画面の半分を覆い尽くす10キーキーボードが現れて非常に使いにくい結果となりました。
(これはZTE AXON MやGalaxy Foldでもそうでした。)
Galaxy Z Fold2では画面も大きくなったことですので、もう少しは扱いやすくなるかなと想像できます。
この辺りのUIが「閉じてスマホ」「開いてタブレット」と認識できる独自ハードとなればいいのですが…難しいところですね。
アプリ開発者さん側の負担も増えるものになりますので。
画面におけるタッチ感度の差
これはGalaxy Foldでリズムゲームをプレイするとよくわかります。開いた状態の左右でタップの反応速度が違います。
ほんの0.数秒の差なのですが、実際にプレイすると体感できるレベルで違うものになっていました。
この辺りの処理がいい方向に改善されていると、いちユーザーとして嬉しいところになります。
手に取りやすいお値段であってほしい
フォルダブル端末は現時点では高いという声が多いかと思います。Galaxy Foldもスタートは1998米ドルでしたので、今回も同じくらいだろうとの予想が多いです。
正直普通の人がこの価格のスマホを買うとは思いにくいので、やはりまだまだアリーアダプタ向けの商品と言うべき所はあります。
1799米ドルくらいならまぁ…買えるという感じもしなくはないですが、それでも一般的なスマートフォンと比べても高いですね。
最後に
ネーミングにも「Z」の文字が加わり、従来のフォルムから一新されたGalaxy Z Fold2はGalaxy UNPACKD 2020においても「次世代のスマホ」として発表されました。あのビルドクオリティ、あのデザイン、Galaxy Foldに足りてなかったハードウェアというものをしっかり押さえています。
まさに現時点で買える最高のフォルダブル端末です。
まだ発売が決まった程度で詳細なスペックや価格はまだ公表されておらず、後日予定されている正規の発表にて公表されます。
この発表が気になるところです。
そして、Galaxy Foldオーナーとしても欲しいと思う端末である。
いえ、Galaxy Foldオーナーだからこそ欲しいと思える端末だなと感じました。
今使ってるからこそわかるもの。
その改善点がしっかり見える外観だけでも購入理由に値します。
まるでXperia 1オーナーがそのままXperia 1IIオーナーになるように、Galaxy Foldを手にした方はそのままGalaxy Z Fold2オーナーになるのではないでしょうか。
いちGalaxy Foldユーザーとして感じた次第でした。
それではこの辺で。