realmeは7月13日、中国市場にてSnapdragon 8+ Gen 1を搭載する最新フラグシップ機「realme GT2 Explorer Master Edition」を正式に発表しました。
realme GT2 Explorer Master Edition:スペック
Snapdragon 8+ Gen 1を搭載
realmeは今年1月にSnapdragon 888を搭載する「realme GT2」およびSnapdragon 8 Gen 1を搭載する「realme GT2 Pro」を発表しましたが、2022年下半期の新たなフラグシップ機として同シリーズよりSnapdragon 8+ Gen 1を搭載する「realme GT2 Explorer Master Edition」を発表しました。世界初 LPDDR5X メモリ
realme GT2 Explorer Master Editionは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載し、メモリは 8GB/12GB(LPDDR5X)、ストレージは128GB/256GB(UFS 3.1)を備えます。このメモリ規格 LPDDR5Xは同端末が世界初の搭載となります。
LPDDR5Xは、従来のLPDDR5と比較して1.3倍以上高速なデータ転送速度に加え、消費電力は約20%の削減がされます。
これまでの「LPDDR5」の最大データ転送速度が6,400Mbpsであったのに対し、「LPDDR5X」は8,533Mbpsにまで向上しています。この性能向上に加えて、消費電力も20%削減されるため、特にメモリ読み書きの多い、重めのゲームでは強みを持ちます。
独自開発「X7チップ」でフレーム補間
また、同端末には「Pixelworks X7」と呼ばれるMEMCチップが搭載されます。(※画像処理半導体製品を提供するPixelWorks社が開発・提供)「Pixelworks X7」を搭載することで、ゲームの描画などに際して HDR(ハイダイナミックレンジ)の適用やMEMC(動き補正機能)にてフレームレート高めることが可能な他、色精度の向上、スムーズな輝度調整にも対応します。
感圧式ショルダーボタンを搭載
一般的に、センサー部分が出っ張っていたり、色が変わっていたりと目立つデザインになることの多い、ショルダーボタンですが、realme GT2 Explorer Master Editionでは”見えない”感圧式ショルダーボタンが搭載されます。これにより、ゲーミングスマホのようなゴツさを無くしてお洒落なデザインを維持しつつ、快適なゲームプレイを実現します。
極狭ベゼルの6.7インチ有機EL
画面は6.7インチ、解像度FHD+(2412×1080)のAMOLEDディスプレイを搭載し、最大120Hzのリフレッシュレート、通常360Hz(対応アプリでは最大1000Hz)のタッチサンプリングレートに対応します。フラットディスプレイを採用し、4辺のベゼルが非常に狭い、美しい画面に仕上がっています。
IMX 766を備える3眼構成
realme GT2 Explorer Master Editionのリアカメラは、メイン 5000万画素(IMX766 / OIS)、超広角 5000万画素(S5KJN1)、マクロ 200万画素のトリプルカメラを搭載。ゲーム性能特化ですと控えめになることの多いカメラ性能ですが、しっかりとハイエンド仕様に。
メイン・超広角ともに5000万画素でメインはソニー製IMX 766を採用し、OIS(光学式手ぶれ補正)を備えます。
5,000mAh+100W急速充電
バッテリー容量は5,000mAhを備え、100Wの急速充電に対応します。同社によると、100W充電では、25分で満充電が可能とのこと。なお、バッテリーは窒化ガリウム(GaN)が採用されており、1600回の充電でも80%以上のバッテリー容量が確保されるとしています。
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しながらも、先述した窒化ガリウム(GaN)の採用によりバッテリー体積が小さくなり、厚さ8.17mm、重さ195gに抑えられています。
筐体サイズは164.1 x 74.3 x 8.17mm、重さは199g(※特別デザインのブラウンは厚さ8.5mm、重さ195 g)
カラーはブラック、ホワイト、ブラウンの3色を用意。なお、ブラウンはThe North FaceのデザイナーであるJae Jung氏が担当しています。
realme GT2 Explorer Master Edition:価格
- 8GB+128GB:3,499元(約72,000円)
- 8GB+256GB:3,799元(約78,000円)
- 12GB+256GB:3,999元(約82,000円)