【国内SIMフリー版】Motorola、「moto g30」を3月26日発売、公式ストアではワイヤレスイヤホン同梱モデルも販売

Motorolaから国内SIMフリー市場向けに「moto g」シリーズのミドルレンジモデル「moto g30」が3月26日に発売されると発表されました。
2月にグローバルで下位モデルとなる「moto g10」とあわせて発表されたモデルですが、国内への販売もそろって発表された形となります。

兄弟機種の「moto g10」と同様にグローバルモデルとほぼ同一スペックでの国内投入となっていますが、「moto g10」のように軽量化されるようなことはないようです。
うがった見方をすればグローバルモデルでは「197g」となっているところが、国内モデルでは「200g」になっており3g増加していることになります。

重量よりも残念なのがメモリ容量で、グローバルモデルでは6GBと価格を抑えたミドルレンジモデルながらかなり魅力的なスペックとなっていましたが、国内モデルではミドルレンジでは標準的な4GBのメモリ容量におさえられてしまっています。

価格はグローバルモデルでは180ユーロ、円レート換算で約23,000円だった価格は国内向けでもほぼ同じ価格設定となりますが、税込み価格では「25,800円」と2万5千円を少し超過してしまう結果となりました。
「moto g10」との価格差は4,000円となるため、この価格差と性能差のどちらを重要視するかで選ぶモデルが決定されると言えるでしょう。
性能は求めず価格を最重要視するのであれば、下位モデルの「moto g10」となるでしょうが、4,000円程度の価格差であれば「moto g30」の方がお買い得と言えるスペックに仕上がっています。

カメラ機能は同じクアッドカメラですが、「moto g30」のメインカメラは6400万画素の高画素レンズになっており、より高画質な写真を残すことできるでしょう。
SoCは「Snapdragon 662」と「moto g10」に比べて十分な性能を持つSoCを採用しており、ここまでで既に価格差はクリアしていると言えるでしょう。

メモリ容量は同じ4GBですが、ストレージ容量は「moto g10」の倍となる「128GB」となっており、microSDカードと併用すれば容量不足を感じることはほぼないでしょう。
さらにディスプレイのリフレッシュレートが90Hzに対応していることもゲームや動画を楽しむ上で重要な差別化要因になってくると言えます。

単体でも価格と性能のバランスがよく魅力的な機種に仕上がっている「moto g30」ですが、公式ストアにて税込み価格「27,800円」で販売されるワイヤレスイヤホン同梱モデルはさらにお得度が高いモデルになっています。

同梱されるワイヤレスイヤホンは、単体で販売されていない「Motorolaオリジナルイヤバッズ」となっているため、どの程度の性能のイヤホンなのかは不明です。
しかし、ケースとあわせて最大10時間再生可能で、IP5X相当の生活防水に対応したワイヤレスイヤホンが2,000円程度の追加出費でセットになる点を考えるとかなり魅力的と言えるでしょう。

ワイヤレスイヤホンをまだ購入していない方であれば、「moto g30」のワイヤレスイヤホン同梱モデル一択と言ってもいいのではないでしょうか。
対応ネットワークは「moto g10」と同様にdocomo・au・softbankの主要3事業者のネットワークに対応しているため、格安SIＭを利用している方、主要事業者を利用している方のどちらにとっても購入を検討する価値のある魅力的な機種と言えるでしょう。