SHARPが「AQUOS sense」シリーズでアピールする2日間持続する「長時間のバッテリー持ち時間」というものと同じようなコンセプトを提示するアメリカのmotorola社が展開している「moto g power」という機種があります。
機種名の「power」が示す通り「3日間」バッテリーが持続するという機種になっており、2020年、2021年に同名のモデルを発売しています。
そんなバッテリー持ち時間に注力した「moto g power」の3世代目、2022年に向けたモデルがアメリカで発表されました。
コンセプトは今回もぶれずに「3日間」持続するバッテリー持ちとなっており、先代、先々代モデルと同様に大容量バッテリーを持つエントリー層向けスマートフォンとなっています。
先代、先々代モデルはいずれも日本未発売のため、次の2022年モデルも日本国内での発売は望み薄となりますが、大容量バッテリーによる「3日間」のバッテリー持ちを実現とエントリークラスであることから価格も抑えめになることを考えると格安SIM向けにはなかなか魅力的な機種になりそうな気もします。
「3日間」持続するというバッテリーの容量は先代モデルと同じく「5,000mAh」となっています。
SoCは先代の「Snapdragon 662」から近頃様々な機種で採用されているMediaTek社の「Helio G37」に変わっているようです。
メモリは4GB、ストレージは64GBもしくは128GBとなっており、先代モデルの容量が大きい方を基準にさらなるストレージ増量版も用意したという恰好ですね。
カメラはトリプルカメラを搭載しており、2020年発売の初代が縦配置、2021年発売の2代目がセンターにスクエア型の配置に変わっていたところを再び縦型配置に戻っている印象です。
画素数は先代よりも少し強化されていて、メインカメラは5000万画素、マクロカメラが200万画素、深度測位が200万画素といった構成です。
IP52の防水・防塵に対応し、指紋認証も搭載していますが、エントリークラスということでNFCチップについては搭載されなかったようです。
ということは日本発売が仮にあったとしてもおサイフケータイも望めないということですね。
その分、価格は抑えられていて、約200ドル(約23,000円)になる予定とのことです。
ストレージ増量版の128GBモデルはもう少し価格もアップしていて、約250ドル(約29,000円)になるようです。
現段階では発表のみで今後数か月以内、つまり2022年になってから発売される見込みのようです。
カラーリングはブラック1色のみとなっているため、ターゲットは男性ユーザーとなるでしょうが、ガラケーからスマートフォンに切り替える場合にバッテリー持ちを気にせずに使えて価格も抑えられた「moto g power」は日本で販売してもそこそこ売れそうな気がしますね。
価格 | 64GBモデル:199.99ドル(約23,000円) 128GBモデル:249.99ドル(約29,000円) |
OS | Android11 |
サイズ | 縦:167.24mm 横:76.54mm 厚さ:9.36mm |
重さ | 203g |
ディスプレイ | 6.5インチMax Vision 1600×720ピクセル(HD+) リフレッシュレート90Hz |
メインカメラ | トリプルカメラ 5000万画素(f/1.8) 200 万画素(マクロ・f/2.4) 200 万画素(深度測位・f/2.4) |
フロントカメラ | シングルカメラ 800万画素(f/2.0) |
CPU | MediaTek Helio G37 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB・128GB |
外部ストレージ | microSDXCカード(最大512GB) |
バッテリー | 5,000mAh |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水防塵 | IP52(撥水対応) |
NFC | 非対応 |
接続端子 | USB type-C(USB 2.0) |
カラーバリエーション | ブラック |