Huaweiというとミドルスペックのスマホを低価格で販売している、とイメージする人も多いでしょうが、実はHuaweiもハイスペックスマホを製造していて、Honorというブランド名でシリーズ展開をしています。
そんなHuaweiのHonorシリーズの最新モデルが2019年5月に販売されました。
最新モデルであるHonor 20 Proのスペックや特徴を解説していきます。
目次
Honor 20 Proを3行でまとめると
- フラグシップ機の名に恥じないハイスペックスマホ
- クアッドカメラで最高の撮影体験ができる
- 大容量バッテリーでヘビーユーザーも安心
Honor 20 Pro のファーストインプレッション
Honor 20 Proの基本情報:スペック
価格 | 599ユーロ(約74,000円) |
OS | Android 9.0(Pie)、Magic 2.1 |
SoC | Hisilicon Kirin 980 |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
Antutuスコア | 約270000 |
ディスプレイ | 6.26インチ, IPSディスプレイ,アスペクト比19.5:9 |
カメラ | アウト:48 + 16 + 8 + 2MP, F値/1.4 (クアッドカメラ) イン:MP,F値/2.0 |
バッテリー | 4000mAh |
カラー | Phantom Blue, Phantom Black |
サイズ | 154.6 x 74 x 8.4mm |
重量 | 182g |
対応バンド | 3G HSDPA 800 / 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100 4G LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 18(800), 19(800), 20(800), 26(850), 28(700), 38(2600), 40(2300), 41(2500) |
Honor 20 Proのデザイン
Honor 20 Proはトリプル3Dメッシュテクノロジーを用いた、ホログラフィックデザインが採用されています。見る角度によって背面の色が微妙に違って見え、非常にオシャレ度の高いスマホと言えます。
また指紋認証センサーはディスプレイや背面ではなく、サイドのフレームに搭載されています。
これにより、本体のデザインを損なうこと無く、片手でロック解除ができるため、デザイン性と実用性の両方を高いレベルで実現できています。
Honor 20 Proの性能
CPUとベンチマーク
Socは最新・ハイスペックのkirin 980が搭載されていますし、メモリも8GBとなっているので、 Honor 20 Proで動かせないアプリはないと言っても過言ではありません。負荷のかかる3Dゲームなども問題なくできますし、同時に複数のアプリを利用してもサクサク動いてくれます。
またAntutuスコアも270000と現在販売されているスマホの中でも最高クラスの数値を誇っています。
6インチ超えのIPSディスプレイ&フルHD+の解像度
ディスプレイサイズは6インチを超えていますし、画質はフルHD+、解像度は412ppiとなっているので、迫力のある動画視聴ができますし、撮影した写真も鮮やかに再生できます。スマホで写真や動画を見ることが多い人にとっては最適の一台と言えるでしょう。
クアッドカメラで最高クラスの撮影ができる!
Honor 20 Proの目玉とも言えるのがカメラ機能です。背面には4機ものカメラが搭載されていて、通常の撮影から広角撮影、3倍ズームの望遠撮影、接写に最適なマクロ撮影などあらゆるシーンで美しく撮影ができます。
またインカメラは現在主流のパンチホイール式で、こちらも画素数が32000画素と高いスペックを誇っています。
大容量バッテリー&急速充電機能
Honor 20 Proには4000mAhと大容量バッテリーが搭載されているので、仕事などで頻繁にスマホを使う人でもバッテリー切れの心配なく使えます。またわずか30分の充電でおよそ50%まで充電できる急速充電にも対応しているので、バッテリーの充電をし忘れてしまっても慌てる必要はありません。
もちろん指紋認証センサーと顔認証システムを搭載
指紋認証センサーは背面や液晶ディスプレイに搭載されているケースが多い中、Honor 20 Proはサイドフレームにセンサーが搭載されています。片手ですばやくロック解除ができますし、顔認証システムも精度が高いので、イライラせずに本隊のロック解除ができます。
まとめ
Honor 20 Proはスペックも申し分ないですし、特にカメラ機能が世界最高クラスの良いスマホなのですが、HuaweiとGoogleの関係性を考えると、「買い」とは言い難い端末です。ドコモとソフトバンクのバンドに対応しているので、日本でも利用はできますが、Honor 20 Proは日本では未発売ですし、大手携帯キャリアやMVNOなどが取り扱う可能性も限りなく低いと考えられます。
無理して購入する必要はないでしょう。