11月30日、ZTE(中興通訊)は中国にてイベントを開催し、「ZTE Blade 20 Pro 5G」を正式発表しました。
そして、新端末の発表以外にも2021年の計画も併せて明らかにしました。
同イベントにて ZTEのCEO XuZiyang氏は、それぞれ独立して展開されていたZTE、Nubia、Red Magic(Red Devil)の3つのブランドを統合することを正式に発表しました。
今までZTEブランドは、BladeシリーズとAxonシリーズ、NubiaはNubia Zシリーズ、Red MagicブランドはRed Magicシリーズなどを展開していました。
しかし、今後はNubiaおよびRed Magic端末には”ZTE”のロゴがデザインされ、ZTEから発売される見込みです。
XuZiyang CEOは、ブランド統合に加えて今後、中国全土に最大5000の小売店を出店することによりオフライン販売での存在感を強めたい意向、
2021年より、中国市場の若年層に焦点を当てて新たなブランドイメージを形成する狙いを明らかにしています。
ZTEは、2018年に米国からの制裁を受けたことで日本市場でも事業が停滞したものの、2020年には日本国内での5Gサービス提供に伴い、auより「ZTE a1」、SoftBankより「ZTE Axon 10 Pro 5G」の販売を開始しています。
(※楽天モバイルの「Rakuten BIG」も「ZTE AXON 20 5G」がベースだと見られています。)
また、ZTE関連会社のヌビアテクノロジー(Nubia Technology)としても2020年よりSIMフリーのゲーミングスマートフォン「Red Magic 5」と「Red Magic 5S」を日本に投入しています。(→販売サイト)
直近、日本でもZTEの影響力が強まっているだけに日本市場へ及ぼす影響に注視していきたいです。
source(1)