Xiaomiは、ヨーロッパ市場を皮切りにスマートフォンのパッケージに使用されるプラスチックを60％削減することを約束すると発表しました。
この取り組みはヨーロッパにて発売される「Mi 10T Lite」より開始するようです。
Xiaomiのスマートフォンにはこれまで通り、充電アダプター、USB-Cケーブル、さらには保護ケースまで同梱されます。
Xiaomiは、プラスチックを削減することで環境問題への取り組みをアピールしていますが、実際のところパッケージには段ボールや紙が多く使用されるためプラスチックの削減のみではAppleほどの環境問題への効果はないでしょう。
おそらく、Appleの充電アダプター廃止を受けて、それに乗っかる形でのマーケティング活動と考えるのが無難でしょう。
また、Appleが廃止したiPhone 12シリーズの20W充電アダプターはサードパーティ製も豊富で一般的に入手するのが容易です。
しかし、Xiaomiのフラグシップ機「Mi 10 Ultra」に同梱される120W充電アダプターを市場で入手するのは容易ではありません。
Xiaomiはスマートフォン業界の中でも急速充電技術をリードする存在であり、充電アダプターの廃止は自社の強みを打ち消しかねないため、廃止することはまずないでしょう。
