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【準備完了】Xiaomi、画面下インカメラ技術が完成!2021年から搭載スマホを量産


投稿日:2020年8月30日 更新日:


画面下インカメラ
ここ2年の間でOPPO、Samsung、Xiaomiなど多数のメーカーが開発を進めてきた、新しいインカメラの居場所。

従来のベゼルや、ノッチ、そしてパンチホール、ポップアップ式など、フルスクリーンディスプレイを目指した様々なスタイルのインカメラが登場した中で、画面下インカメラは最も革新的な技術と言えるでしょう。

今年9月1日には、ZTEより世界初の画面下インカメラが搭載されたスマートフォン「ZTE AXON 20 5G」の発表が控えており、私たちがこの技術を手にするのはそう遠くはないかもしれません。

そして8月28日、Xiaomiは画面下インカメラ技術を採用した第3の試作機を紹介する動画を公開しました。

Xiaomiは昨年6月にも第1の試作機となる端末で画面下インカメラ技術を公開していましたが、ベゼル幅や透明化するための技術が未熟だったということもあり、大量生産するには程遠いと説明していました。

そこからおおよそ1年。
量産できる状態にまで開発を進めることができたとのこと。

Xiaomiのアンダーディスプレイカメラ技術の紹介
Xiaomiは、具体的な技術詳細を公式ブログにて公開しています。
同社が開発した従来の画面下インカメラは、画面のピクセル数(赤・緑・青に光る点の集まり)を減らして隙間を作ることで、インカメラ部分を透明にしていました。

しかし、それだとピクセル密度が減り、カメラ部分だけ極端に暗くなってしまったり、色が変わってしまう問題が生じていました。

そして、第3試作機の画面下インカメラでは、独自に開発したピクセル配置を利用することで光透過率を向上させ、この問題を解決したようです。
従来の試作機の画面下インカメラと比較して、垂直および水平配置の両方でピクセル数を2倍にすることで、他のディスプレイと同様のピクセル密度を実現。

その結果、画面下カメラの上部の表示領域は、OLEDパネルと同様のピクセル密度、色精度、色域、および明るさになるとのこと。


アンダーディスプレイカメラを搭載したスマホで撮影した写真
また、OLEDの駆動回路を改善することで、カメラ上の光透過率をより高めているようです。
さらに、インカメラのソフトウェアアルゴリズムの最適化を行うことで、より精度を高めているとのこと。

Xiaomiは画面下インカメラでも画面上インカメラと同じ画質の写真を提供できると主張しています。

同社の画面下インカメラは、すでに量産の準備がすすんでおり、来年には、この画面下インカメラを搭載したスマホが発売される予定です。
登場が待ち遠しいですね!



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