Redmiは4月27日、同社初となるゲーミングスマートフォン「Redmi K40 Gaming Enhanced Edition(Redmi K40 游戏增强版)」を正式発表します。これに先立ち、SoCにDimensity 1200を搭載することを明らかにしました。
以前よりRedmiはDimensity 1200を搭載するスマートフォンを発売すると明かしており、それがRedmiのゲーミングスマホになるのではないかと思われていましたが、予測的中。
Redmi K40 Gaming Enhanced EditionのSoCにMediaTekのハイエンドSoC「Dimensity 1200」が搭載されることが正式に確認されました。
Dimensity 1200は、TSMCの6nmプロセスにて製造され、CPUは1x ARM Cortex-A78(3.0GHz)+ 3x ARM Cortex-A78(2.6GHz) +4x ARM Cortex-A55(2.0GHz)のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G77 MC9を採用しています。MediaTekによるとDimensity 1000+と比較して、CPU性能は22%高速化、25%の電力効率が向上しているとしています。
そして、メーカー公表のAntutuベンチマークスコアも明らかにしています。
Redmi K40 Gaming Enhanced EditionのAntutuスコアは724,495点(バージョン9)
現状、Dimensity 1200搭載端末が「realme GT Neo」の1機種のみ、これに加えてAntutuバージョン9がβ版であるため相対的にスコアを判断するのは難しいですが、リーク情報ではSnapdragon 870に相当すると伝えられています。
そして、冷却性能についてもアピールされています。
Redmi K40 Gaming Enhanced Editionは、「最も薄く軽いゲーミングスマホを目指す」としており、期待感が高まった一方、冷却性能を懸念する声もありました。
しかし、同社によると液体冷却の他に放熱材料のグラフェンを何層にも重ねて作られた高配向性熱伝導フィルムを採用するなど冷却性能に抜かりはないとのこと。その総冷却面積は11,540㎟にも及ぶようです。
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