XiaomiのサブブランドであるRedmiは、2019年12月にRedmi K30 5Gを発表。
そして、新たに5月11日 Redmi K30 Speed Editionを発表することをRedmi公式Weiboにて明らかにしました。
2019年12月に発表されたRedmi K30 5Gとの違いは、SoCがSnapdragon 765GからSnapdragon 768Gに変更されている点です。
Snapdragon 768Gについては、情報提供者としいて有名なxianjingmaoxian氏が詳細情報をリークしています。
SoC | CPU | GPU | Antutuスコア |
Snapdragon 765G | Kryo 475 2.4GHz×1 2.2GHz×6 1.8GHz×1 | Adreno 620 625MHz | 約325,000スコア |
Snapdragon 768G | Kryo 475 2.8GHz×1 2.4GHz×6 1.8GHz×1 | Adreno 620 750MHz | 約360,000スコア |
Snapdragon 765Gと比較した際に、CPUとGPUの周波数が共に引き上げられており、約10%ほどパフォーマンスが向上しているようです。
Antutuスコアは約360,000スコアとされ、Qualcommが扱うミッドレンジ用のSoCとしては最も高性能なモデルとなります。
競合のMediatekのDimensity 800はAntutuスコアが約300,000スコア、HiSilicon(HUAWEI)のKirin 820はAntutuスコアが約357,200スコアとなっており、共に存在感を放つ事となりそうです。
今回5月11に発表されるRedmi K30 Speed Editionは既にJD.comで予約ページが開設されており、メインカメラが6,400万画素の解像度を持っていることから
廉価モデルとして発売が噂されているRedmi K30iとは別物だと言えそうです。(Redmi K30iのメインカメラは4,800万画素搭載とされている)
Redmi K30 Speed Editionは5月11日の中国時間午後2時(日本時間午後3時)から発表されます。
Redmi K30 5Gの価格は6GB+64GBモデルで1999元(約31,000円)であり、Redmi K30 Speed Editionでは少し価格が上昇することが妥当です。
Kirin 820を搭載したHONOR 30Sは8GB+128GBモデルで2399元(約36,000円)の価格であるため、Redmi K30 Speed Editionもこれらの製品を意識した価格設定(3.5万円~4万円台)であると考えられます。
source(1)(2)