Xiaomiは、2019年9月末に画面占有率180%を誇り、ディスプレイが筐体を覆うような近未来スマートフォン「Mi MIX Alpha」を発表しました。
Mi MIX Alphaは今までにないデザインであり、非常にワクワクした発表でしたが、商用モデルでないことに肩を落としました。
しかし、新たな情報によるとXiaomiは、Mi MIX Alphaの商用モデルと考え得る新型スマートフォンを開発していると伝えられています。
91mobilesが報じるところによれば、XiaomiがMi MIX Alphaと非常に似たスマートフォンに関する特許を取得していたことが明らかになりました。
この特許は、Mi MIX Alphaほどディスプレイが背面を覆ってはいませんが、通常の湾曲ディスプレイよりも範囲の大きいデザイン。
筐体側面は、ディスプレイで覆われているため物理ボタンを確認することができません。
恐らく、Mi MIX Alphaのように圧力や触覚フィードバックにより、電源ボタンや音量ボタンなどの操作を実行できると予想できます。
このデザインは、耐久性が向上する他、スマートフォンをテーブルなどに置いた際に不用意な傷を防ぐことができます。
また、ディスプレイ部分の割合が減少しているため、生産コストも下がり自然と販売価格も下がることが想定できます。
これらの理由が、Mi MIX Alphaの商用バージョンと言われる由縁です。
昨今のスマートフォン業界は、実用可能レベルのスペックが飽和状態となっており、1億画素や8K撮影などユーザーがさほど求めていないスペックを競い合っています。
Mi MIX Alphaが発表されたものの、実際には今日まで販売されていないことを考えると、各メーカーの技術力の誇示のようになっている印象です。
Mi MIX Alphaの商用バージョンが本当に発売されるのか、まだ疑問が多いところなので続報に期待したいところです。
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