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特許取得!Xiaomi、画面下カメラ搭載端末を2021年に発表か!?


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Xiaomiは、2019年6月にディスプレイの下にカメラが埋め込まれたコンセプト動画を公開しました。

画面下にカメラを埋め込むことで、ノッチやパンチホールの無いフルディスプレイ端末を実現可能と期待されていますが、カメラに十分な光を届けることができず、撮影した写真が全体的に暗くなってしまうという課題点がありました。

デイスプレイ下部に配置されたカメラ
そのため、Xiaomiはコンセプト動画を公開した後も、さらなる改良を続けており、画面の下にカメラが埋め込まれたスマートフォンを2021年に導入する予定で開発を進めているようです。

オランダのテックサイトであるLetsGoDigitalは、この新しい技術が実際に適応されたXiaomi端末の設計特許を発見したとしています。

ディスプレイ下カメラの特許
Xiaomiは2019年4月29日にCNIPA(国家知識産権局)という中国において特許権などを所管する行政機関に画面下にカメラを埋め込んだスマートフォンの設計特許を提出し、2020年4月24日に承認され、WIPO(世界知的所有権機関)のグローバルデザインデータベースに登録されました。

画面下に埋め込まれたスマートフォンのデザイン
こちらが特許画像をもとに作成されたレンダリング画像です。
画像から、ベゼルが非常に薄いことやノッチやパンチホールが採用されていないことが確認できます。

インカメラ使用時は画面領域が透明になり、ディスプレイを通しての撮影が可能となっており、使用後は、再び通常通りのディスプレイ表示に戻るようです。

画面下に埋め込まれたスマートフォンのデザイン
先月末に特許を取得し、製品化されるのであればフラグシップ機であることが推測されます。
そのため、画面下にカメラを埋め込む技術をMi 11シリーズなどに採用するかもしれません。

現在、多くのスマートフォンメーカーはノッチの廃止に向け開発を進めています。
ノッチやパンチホールの採用で画面独占域が大幅に向上しましたが、それではフルディスプレイを実現することはできません。
また、ポップアップカメラを搭載した端末も存在しますが、端末の重量や厚みが出てしまう課題点もあります。
画面内にカメラを埋め込むことで、これらの問題が解決されることでしょう。

Samsungも同様の技術の開発を進めていますが、どのメーカーが最も早く市場に投入するのでしょうか。

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