先日、Xiaomi Japanは「Redmi Note 9S」と「Mi Note 10 Lite」の日本市場向け発表会を6月2日に開催することを明らかにしました。
それに伴い、「ケータイWatch」にてXiaomiのティーブン・ワン氏とジユアン・ザン氏のインタビューが掲載されました。
その中で、日本向けローカライズにて触れられていました。
――となると、日本市場にローカライズされたモデルの発売などは検討していないですか?「検討している」等ではなく、「実現に向けて取り組んでいるところ」の発言から分かるように、既にFeliCa対応に向けて行動を行なっていることが伺えます。
ワン氏
周波数などは対応させています。そのためにメインボードは日本向けに変更されています。楽天モバイルのネットワークで試験もしており、対応できています。ほかのキャリアとも同様の試験を実施しています。
ただ、FeliCaなどについては、日本でのみ普及しているものなので、その辺りは日本人エンジニアしかわからないかもしれない。しかし、実現に向けて取り組んでいるところです。
シャオミは日本市場をどう攻略するか?――日本での展開から5G端末の話まで|ケータイWatch
SIMフリー×FeliCaと聞いて、真っ先に思い浮かぶのがOPPOが日本向けにローカライズして発売した「OPPO Reno A」です。
OPPO Reno Aは、低価格かつ必要十分な性能を有しながら防水防塵やFeliCa(おサイフケータイ)に対応したスマートフォン
日本市場にウケて、非常に売れた端末となりました。
この前例を踏まえると、Xiaomiが防水やFeliCa対応スマートフォンを日本市場に投入した際の、インパクトは計り知れないものになるでしょう。
3日に発表予定の「Redmi Note 9S」は、インド市場では「Redmi Note 9 Pro」として発表されSnapdragon 720G、4800万画素クアッドカメラを搭載して価格は12,999ルピー(約18,500円)
おそらく、日本市場では少し価格が上がることが想定されますが、2万円台前半といったところでしょうか。
今回発表される2端末は、まだFeliCa非対応ですが、今後このコストパフォーマンを維持しながら日本向けにローカライズされた端末が投入されれば注目度は抜群です。
今後の、Xiaomi Japanに大いに期待です。
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