2019年第3四半期の決算を発表する中、Xiaomi CEOの雷軍氏は同社のスマートフォンのコストパフォーマンスの高い理由を説明しました。
彼によると、同社の粗利益率がわずか8%~9%であることが最大の要因であると語りました。
彼は、スマートフォン業界が5Gに移行するにつれて、5G通信対応端末の価格がさらに高価になると考えております。しかし、Xiaomiのスマートフォンは他社と比較して性能価格比が優れていると付け加えました。
また、雷軍氏は次のように述べています。
「最も重要なことは、私達自身の粗利益を低く設定し、消費者に届くまでのチャンネルを短く設定することで小売市場での最終価格を消費者にとって非常に魅力的な価格に維持できることです。」
そして、5Gに移行するであろう今後も同じ販売戦略を継続していくことを強調しています。
もちろん、粗利益率が低いと非常に多くのスマートフォンを販売する必要があるのですが、Xiaomiはこのビジネスモデルでうまく機能していることを示しています。
Xiaomi Groupが共有した2019年第3四半期の財務データを見ると、同四半期の同社の総収益は537億人民元で、前年比5.5%の増加で、Xiaomi設立以来最高の四半期となっています。
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