Xiaomiは中国のチップ開発会社「VeriSilicon Microelectronics」の株式を約6%取得し、この株式取得によりXiaomiは同社4番目の株主となりました。
VeriSilicon Microelectronicsは、上海に本社を置き米国と中国に研究開発センターを持つ企業です。
半導体設計が事業のコアとなっており、他のチップ開発会社の半導体設計の一部を請負っています。
今回の資金調達はVeriSilicon Microelectronicsにとって会社が上場する前の最後の資金調達ラウンドであり、Xiaomiは外部株主としては2番目に大きな議決権を持つことになりました。
Xiaomiは2014年に半導体部門を設立し、3年後の2017年に自社製SoCなる「Surge S1」を開発し、「Xiaomi Mi 5C」にて搭載しました。
しかし、残念ながら広く普及されることはありませんでした。
その後、2019年の今に至るまで新しいSoCの発表はありません。
自社製SoCを開発しているApple・SAMSUNG・HUAWEIが市場でのシェアを伸ばしていることを考えると、当然Xiaomiも自社製SoCを開発する動きが自然な流れとなるでしょう。
仮に今回の株式取得が自社製SoC開発への布石なら期待が高まります。
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