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【化学の力】vivo、背面パネルのカラーを任意にカスタマイズできるスマホを開発


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スマートフォンメーカーはデバイスにアイデンティティーを持たせようと様々なデザインを取り入れています。
最近では、ビックロゴ、グラデーション、レーザー仕様、透明仕様など特徴的な背面パネルを採用する例がありましたが、vivoはここに一石を投じようとしています。

9月3日、vivoは背面パネルのカラーを任意の色にカスタマイズできる技術を開発したことを明らかにしました。
同社が採用した技術は、”エレクトロクロミズム“と呼ばれるもの。

そもそも、物質の色とは、その物質の持つ電子状態によって決まります。
そのため、物質から電子を取り除く、または電子を注入することで電子状態を変化させ、その物質の色を変化させることができます。

つまり、電気化学的な酸化還元反応によって、物質の光物性が可逆的に変化する反応のことを”エレクトロクロミズム”と呼びます


vivoは、この技術を採用したことで電力を消費しないことをアピールしています。
つまり、カラーチェンジによってバッテリーの消費や筐体の発熱を起こりえません

動画を見ると一目瞭然ですが、カラーははっきりと変わっています。
また、カメラモジュールの形からデモ機として使用されているのは既に発表済みの「vivo S7 5G」であることが伺えます。

vivo S7 5Gの新たなモデルとして発表するのか、次期スマートフォンでの採用になるかは分かりませんが、商用化が期待されます。


また、今回投稿された動画からは確認できませんが、エレクトロクロミズム技術は本質的に透明であるため、この技術を採用したスマートフォンはMi 10 UltraやRed Magic 5Gの透明版のように機能するかもしれません。

ますます、スマートフォンにカバーやケースを付けられなくなりますね。。。

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