テンセント(騰訊)は、Xiaomi 出資のゲーミングスマホブランド「Black Shark」の買収に向けて動いていましたが、その計画が断念されたことが明らかになりました。
2022年1月、テンセントはBlack Sharkを約26億~27億元(約490~510億円)で買収しようと交渉を進めていると報じられました。
また、買収後は、テンセントCEOの任宇昕(RenYuxin)氏が率いる「プラットフォームおよびコンテンツ事業グループ(PCG)」への統合を行い、VR事業への転換を検討しているとしていました。
それから数ヶ月経ち、5月12日、テンセントがBlack Sharkの買収を断念したと情報筋によって明らかにされました。
Black Shark CEOの罗语周(Luo Yuzhou)氏は、「(引き続き資金調達の)機会を探している。」と述べています。
また、VR事業への事業転換が噂されていましたが、引き続きゲーミングスマホの分野に焦点を合わせるとしています。
テンセントによる買収計画の断念により、Black Sharkの株式46.44%を所有しているXiaomiが引き続き筆頭株主で有り続けます。
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