スマートフォン向けイメージセンサー市場では、Samsungとソニーが激しいシェア争いを繰り広げていますが、1億画素を超えるセンサーは、Samsungの独壇場となっています。
ソニーはこれに対抗すべく、1億画素センサーに取り組んでいると伝えられています。
リーカーの数码闲聊站氏によると、ソニーはIMX 800シリーズの一部として1億画素のイメージセンサーを投入しようとしているとのこと。
また、このセンサーはミドルレンジスマートフォンを対象としているようです。
Xiaomiのミドルレンジスマートフォン「Xiaomi 11T」シリーズや「Redmi Note 11 Pro 5G」などはSamsung製の108MPセンサー「ISOCELL HM2」を搭載していますが、これに競合するかたちとなります。
さらに同氏は、「Mi 11 Ultra」などのフラグシップ機に搭載されるSamsungの108MPセンサー「ISOCELL GN2」よりも大きなセンサーにもソニーは取り組んでいると述べており、それがIMX 900シリーズの一部になるとしています。(※GN2のセンサーサイズは、1/1.2型)
ソニーはこれまで1億画素を超えるセンサーの投入には消極的でしたが、ついに高画素での競争に参入するかもしれません。
一方、競争相手となるSamsungはすでに2億画素センサーを発表しており、来月モトローラより、2億画素カメラを搭載するフラグシップ機が発表される予定です。
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