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【史上初】Xiaomi、Appleを抜いて世界第2位のメーカーに急成長!2021年第2四半期


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2021年第2四半期(4月~6月)、Xiaomiが初めてAppleを抜き、世界第2位のスマートフォンメーカーになったことが明らかになりました。

市場調査会社 Canalysは7月15日、2021年第2四半期における世界のスマートフォンの出荷台数に関する市場レポートを公開しました。

同レポートによると、2021年第2四半期のスマートフォン出荷台数は前年同期比で12%の成長
そして、メーカー別の出荷台数のシェアはSamsungが19%で1位、Xiaomiが17%で2位、Appleが14%で3位となっています。

Xiaomiが出荷台数で世界第2位のなったのは初めてであり同社の目覚ましい躍進が伺えます。
その成長は数字でも明白であり、1位のSamsungが前年同期比で15%の成長、3位のAppleが1%の成長となっていますが、Xiaomiは83%もの急成長をみせています。

CanalysリサーチマネージャーのBenStanton氏は、「Xiaomiは海外事業で急速に成長しています。例えば、出荷台数はラテンアメリカで300%以上、アフリカで150%、西ヨーロッパで50%も(前年同期比で)増加しています。」と述べており、同社が中国市場以外の国際市場でも存在感を高めていることを指摘しています。

一方、同氏は、Xiaomiの平均販売価格がSamsungと比較して約40%、Appleと比較して約75%も安いことを懸念しています。

Xiaomiはコストパフォーマンに優れたスマートフォンを展開することで急成長したメーカーであるが故に、ハイエンド市場が他のセグメントと比較して弱いのは明らかです。出荷台数こそ世界2位になりましたが、今後はハイエンド機のシェアを伸ばし売上高ベースでのシェアを高めることが課題と言えるでしょう。

この問題はXiaomi自身も認識しているようで、2020年より同社旗艦シリーズのMiシリーズに最上位機種として「Ultra」のラインナップを追加しています。
同社が今後、「Mi 11 Ultra」などを始めとしたハイエンド機のシェアをどのように伸ばしていくのか注目です。

とは言え、2020年第3四半期に出荷台数で初めてAppleを抜き世界第3位のメーカーになった翌年の2021年第2四半期に早くも初めて世界第2位を獲得するXiaomiの快進撃に大きな拍手を送りたいと思います。

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