オンライン署名サイト『Change.org』に、サムスン製SoC、Exynosを搭載したフラグシップモデルのスマホの販売を停止すること、またカメラセンサーに同社製のモノを使用しないことを求める請願が投稿されました。
現在日本や北米で販売されている『Galaxy Sシリーズ、Noteシリーズ』では、米Qualcomm製のフラグシップSoCが搭載されています。
しかしながら、他のアジア諸国やヨーロッパではSamsung製のExynos SoCが搭載されています。
もちろん、両方ともに性能が変わらなければよいのですが、Exynos SoCはQualcomm製のSoCと比較すると、残念ながら劣っています。
2020年のフラグシップSoCのExynos 990とSnapdragon 865を例に見ていくと、
Exynos 990内のチップセットであるCortex A76と比較して、Snapdragon 865に搭載されているチップセットのCortex A77コアはおおよそ20%パフォーマンス性能が上となっています。
また、GPU性能に関してもExynos 990に搭載されたMali G77を上回るAdreno 650がSnapdragon 865には搭載されています。
カメラ性能に関してもSamsung製のイメージセンサーより、SONY製のセンサーのほうが高品質だと言われており、上記のSoCの違いにより、画像の処理にも差ができています。
この署名活動を行うDaniel H氏は、『(国によって異なるSoCを搭載することを)変えなければならない時が来ている。私たち消費者は、苦労して稼いだお金で買うものには、選ぶ権利を持っている。 』とコメントをしています。
この請願には3月22日16時現在、1万人以上の方が署名していますが、
果たしてSamsungはこの請願に応えてくれるのでしょうか。
今後に期待しましょう。
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署名活動ページ