Samsungは6月23日、同社2番目となる2億画素のイメージセンサー「ISOCELL HP3」を正式発表しました。
同社が、10ヶ月前に発表した「ISOCELL HP1」は、解像度200MP、ピクセルサイズ0.64μm、センサーサイズ1/1.22であり、今回発表された「ISOCELL HP3」のほうがサイズが小さく下位モデルに位置づけられます。
一方、ISOCELL HP3は、HP1と比較してピクセルサイズが12%小さくなったことで、カメラモジュールの表面積を約20%削減できるとしており、筐体内部に十分なスペースが無いスマートフォンでも2億画素カメラの搭載が可能となると述べています。
例えば、2×2のレイアウトでは2.24μmの1250万画素イメージセンサー、4×4のレイアウトでは1.12µmの5000万画素イメージセンサーとして撮影を行うことができ、単に高画素なだけでなく暗所での撮影にも強いことが特徴です。
その他、視野の損失を最小限に抑えた4K 120fps、8K 30fpsの動画撮影や、改良されたSmart-ISOPro機能を採用し、低、中、高ISOモードの3つの情報を組み合わせ、ダイナミックレンジを向上させます。
同社によると、ISOCELL HP3のサンプルをスマートフォンメーカーに提供する準備ができており、今年後半に量産を開始する予定としています。
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