Samsung USは米国にて「Galaxy S21 Ultra 」のテレビCMを放送し始めました。
公開された2本のテレビCMは、いずれも「Your phone upgrade shouldn’t be a downgrade.」（スマホのアップグレードがダウングレードになってはいけない）のメッセージから始まり、「iPhone 12 Pro Max」の端末名を名指しして「Galaxy S21 Ultra」とのカメラ性能の比較が行われています。
Galaxy S21 Ultraは、1,000万画素の望遠カメラを2基搭載しており、一方が光学3倍、もう一方が10倍相当のズーム性能。そして、その2つを組み合わせることで最大100倍のズームにも対応しています。
一方、iPhone 12 Pro Maxは、5倍の光学ズームレンジ、最大12倍のデジタルズームに対応しています。
比較されている写真はそれぞれ100倍と12倍で撮影されたもので、Galaxy S21 Ultraのズーム性能の高さをアピールするものとなっています。
また、CMの最後には「Upgrade to epic zoom」のメッセージが表示されます。”最高のズームにアップグレードしよう”との意味ですが、スラング的な意の”epic”をわざわざ使用していることを考えると、違う解釈ができそうです。
（Appleは現在、フォートナイトを手掛けるEpic Gamesと係争中です。）
Galaxy S21 Ultraは1億800万画素の高画素カメラで拡大しても画質が劣化しておらず、iPhone 12 Pro Maxの1200万画素カメラでは拡大すると画質が劣化することが比較で表されています。
日本国内でも同様に「Galaxy S21」シリーズのテレビCMが放映されていますが、その内容はアメリカとは異なり、他社製品との比較は行われていません。
ちなみに、SamsungがAppleを煽ることは良くありますが、テレビCMで煽るのは2017年ぶりです。
