2021年の発表は見送られたとされる「Galaxy Note 21」シリーズですが、先日オープンしたサムスン公式ストアの壁画にて同製品名が確認されたことから、「やっぱり今年発表されるのではないか」と憶測が飛び交っています。
今年3月に開催された年次株主総会にて、Samsung CEOの高東眞(コ・ドンジン)氏は、「Noteシリーズはハイエンドモデルとして位置づけられている。我々にとって(Sシリーズと合わせて)1年に2つのハイエンドモデルを発表することは負担になる恐れがあり、今年はNoteシリーズの発売は困難になる可能性がある。来年にはNoteシリーズの発売を目指したい。」と株主に対して説明を行いました。
これにより、2021年のGalaxxy noteの新モデル発表が見送られることがほぼ確実視されていました。しかし、ここに来て急展開。
先日オープンした韓国のSamsung公式ストアのSamsung Hongdae MegaStoreにて「Galaxy Note 21」の製品名が確認されたと報告されています。
Samsung公式ストアの壁面には「Powered by Android」をテーマにしたGoogleの3Dロゴがデザインされており、その中には多くの同社の製品名が刻まれています。
例えば、「Galaxy Z Fold 2」「Galaxy S21」「Galaxy S20 Ultra」「Galaxy Note 20 5G」など。
ほとんどが既に発売されている製品ですが、その中に2つだけ未発表の製品があります。それが、「Galaxy Note 21 5G」と「Galaxy Note 21 Ultra 5G」です。
そのため、ファンの間では「やっぱり今年は、Galaxy Note 21シリーズが発表されるのではないか?」という期待が再燃し始めています。
公式ストアにて確認された製品名だけに期待が膨らむのも分かりますが、筆者は若干の違和感を感じます。
それが、「Galaxy Note 21」シリーズが発表される前に発表されるであろう「Galaxy Z Fold 3」の製品名がないこと。「Galaxy Note 21」があるのなら「Galaxy Z Fold 3」の製品名があってもおかしくありません。
また、既に発表済みの「Galaxy Fit 2」の製品名はありませんが、前モデルの「Galaxy Fit」の製品名があること。(写真に写っていないだけの可能性もありますが)
そのため、デザイン作成の過程での単なるミスではないのか?というのが筆者の見解です。
ただし、高東眞(コ・ドンジン)氏は「今年はNoteシリーズの発売は困難になる可能性がある。」と発言しただけに過ぎず”可能性”の言葉通り、確定したわけではありません。
まだ、一抹の期待が残されているのも事実です。
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