Samsungは次期ハイエンドSoC「Exynos 2100」を2021年1月12日に発表することを明らかにしました。
Exynos 2100は、Samsungの次期ハイエンドSoCであり、ヨーロッパ市場およびアジア市場(日本除く)のGalaxy S21シリーズに搭載されると見られています。
これまでのリーク情報をまとめると、
Exynos 2100は、5nmプロセスで製造され、以下の1 + 3 +4のCPUコアで構成されるオクタコア
GPUには、Mali-G78が搭載されるとしています。
- 1x Cortex-X1(2.91GHzでクロック)
- 3x Cortex-A78(2.8GHzでクロック)
- 4x Cortex-A55(2.4GHzでクロック)
Exynos 2100で気になるのはやはりパフォーマンス
Geekbenchにて12月19日、Exynos 2100と見られる「Samsung SM-G996B」のスコアが掲載されました。
シングルコアが1089、マルチコアが3617
Qualcommが公開したSnapdragon 888の公式ベンチマークでのGeekbenchのスコアは、シングルコアが1135、マルチコアが3794
Geekbenchのスコア上ではExynos 2100とSnapdragon 888のパフォーマンスの差はあまりないようです。
Galaxy SシリーズやNoteシリーズは、各市場によって搭載SoCが異なり、それぞれの性能に差があったため、Exynosを完全に廃止し、Snapdragonの搭載を希望する署名が4万件以上も集まったこともありました。
Snapdragon 888を搭載するGalaxy S21とExynos 2100を搭載するGalaxy S21での実際の性能差がどれほどなのか注目です。
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