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【画素数至上主義】Samsung開発中の150MPセンサーはS30 Ultra(仮称)に搭載か、Xiaomi端末にも搭載予定


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Samsungの新型センサーのイメージ画像

光陰矢の如し。

世界で初めてスマートフォンが発売されてから(どれが世界初なのかは諸説あります)、既に20年以上が経過しています。
技術の発展というのは素晴らしいもので、今やスマートフォンのカメラは、普段使いでは不満のない領域に到達しています。ほんの数年前まで、「スマホのカメラはおまけみたいなもんだ」と言われていたのに、今ではカメラ目当てでスマートフォンを買うユーザーも増えているのです。

そのためメーカーもカメラの質にはかなり力を入れており、用途の異なるカメラを複数搭載することで、ユーザーのニーズに応えています。

また、新型端末の発表会では、カメラの画素数やセンサーサイズを大きくアピールすることが増えています。なぜなら、これらはスマートフォンのスペックを評価する1つの重要なポイントになっているからです。

今回の記事は、そのカメラの性能を示すポイントのうちの1つ、画素数がキーワードです。

韓国企業Samsungは、スマートフォンの販売にとどまらず、カメラのイメージセンサーの開発も行っています。
そのSamsungは現在、次世代のスマートフォンに搭載する、約一億五千万画素(以下150MPと表記)のセンサーを開発中だと言われています(これは以前から得られていた情報です)。

ここで今回、このセンサーに関して2つの情報が判明しました。順に紹介していきます。

1つ目は、例年通りならば来年春に発表される予定の、Galaxy S30 Ultra(仮称)についてです。

情報によると、この端末に前述の新型センサーが搭載されるとのこと。リーカーが言うには、S30 Ultraのカメラは、
150MP(メイン)+64MP(望遠)+16MP(超広角)+12MP(マクロ)
という構成とのこと。メイン以外の画素数も着実にスペックアップしています。マクロレンズも12MPに進化しているので、より実用的になりそうです。
このリーカーは以前にも事前情報を的中させたことがあるので、多少は信頼がおけます。

そして2つ目は、今年末に発売予定のXiaomiのスマートフォンについてです。

Xiaomiは去年、スペックをカメラに特化させたミドルレンジスマートフォンとして、Xiaomi Mi Note 10(CC9 Pro) を発売しました。世界初の108MPカメラが話題となりましたが、そのセンサーはSamsungのXiaomiが共同開発したものでした。
今回の150MPセンサーがXiaomiとの共同開発かはわかりません。
しかし、どうやら今年も、Xiaomiが世界で最初に150MPセンサー搭載端末を発表するようです。
このXiaomiの新機種の詳細はほとんどわかっていません。ただ、メインカメラのセンサーは150MPで、今年の第4四半期、つまり年末に発表される予定とのことです。
その他にも、Vivo、OPPOが150MPセンサー搭載のスマートフォンを計画しているとのこと。しかしまだ計画は始まったばかりで、最短でも発表、発売は来年春頃になるでしょうか。

センサー、画素数のイメージ画像
ますます熾烈になっていく、メーカーごとのカメラスペック対決。
SONYが一昨年に48MPのIMX586を発売して以来、フラッグシップはもちろんのこと、一万円台の低価格帯スマートフォンでさえも、高画素数をうたい文句にしています。
確かにカメラの良さを実際の写真を見ずに知るのは難しいことです。その意味では、画素数は数字で表せるので、カメラを評価する有用な手段であることは間違いありません。

しかし、(理由を説明すると長くなりますが)カメラの綺麗さは一概に画素数だけでは決められません。
iPhoneのカメラは、画素数に対するいい反例です。昨年発売のiPhone 11 pro maxは3眼カメラを搭載しており、撮影した写真の画質も高評価を得ています。しかし、そのどのカメラも画素数はわずか1200万画素です。

スペックを求めるのももちろん大切ですが、最も重要なのはもちろん、実際の写真の綺麗さ。少々上から目線かもしれませんが、スマートフォンメーカー各社にはそのことを忘れずにいてもらいたいですね。

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