以前よりリリースが予告されていたrealmeのタブレット「realme Pad」が9月9日にインドで正式発表されることが明らかになりました。
「realme Pad」は同社初となるタブレット端末となります。どうやら一足先に発表されたノートPC「realme Book」と同じくAloT製品を中心に展開するrealme TechLifeの製品として発表されるようです。
realme TechLifeの公式Twitterにて続々とティーザーが公開されており、その概要が少しずつ明らかになりつつあります。
同社が”ウルトラスリム”とアピールするように最大の特徴は筐体の厚さになる模様
特設ページや公式TwitterでもAppleの「iPad(第8世代)」が7.5mmであるのに対し、「realme Pad」の厚さは6.9mとタブレットとして非常にコンパクトな形状をしており、持ち運びにも適していることがアピールされています。
ただし、「iPad Air(第4世代)」は厚さ6.1mm、「iPad Pro(第5世代)」は12.9インチモデルが6.4mm、「Mi Pad 5 / 5 Pro」は6.85mmですので、「realme Pad」の6.9mmが特別に薄いわけではありません。
現時点では、軽量とのみ謳われており、具体的な重量は明かされていませんので重量での優位性があることに期待してしまいます。
また、公式情報として10.4インチのWUXGA+(2000×1200)解像度であることや、画面占有率は82.5%とタブレットとしては比較的高い、狭額縁デザインであることも判明しています。
最も気になるであろう搭載SoCについては明らかにされておらず、発表前の訴求ポイントにすらなっていないことからミドルレンジ以下のSoCを搭載すると考えるのが妥当でしょう。
先日、Geekbenchのベンチマークから明らかになった情報によると、SoCはMediaTekのHelio G80、メモリは4GB、OSはAndroid 11を搭載するとしています。
その他、リーク情報でのスペックをまとめると、ディスプレイは有機EL、リフレッシュレートは60Hz、バッテリー容量は7,100mAh、クアッドスピーカーを搭載、予想価格は20,000ルピー(約30,000円)
一足先に発表されたノートPCの「realme Book」はグローバル展開が発表されており、「realme Pad」も同様にグローバル発売が予想されています。ただし、Snapdragon 860を搭載し、120Hzにも対応するXiaomiの新型タブレット「Mi Pad 5」が1999元(約34,000円)ですので、競争力には不安が残ります。
また、9月9日に開催される新製品発表会ではDimensity 810搭載の「realme 8s 5G」やHelio G86搭載の「realme 8i」の2製品のミドルレンジスマートフォンも発表予定です。
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