realmeは、「realme 9 Pro」および「realme 9 Pro+」が「LightShift Design」と呼ばれる技術に対応することを明らかにしました。
「LightShift Design」とは、筐体カラーが照明条件に応じて変化するようです。
通常ではブルーですが、太陽光(屋内の場合は紫外線)に当たるとレッドに色が変化します。また、日陰に戻ると再びブルーに戻ります。
同社によると、美しい青い空が赤みがかった夕焼けに移り変わる様を演出しているようです。
スマートフォンの筐体カラーが変化する技術と言えばvivoが2020年9月に初めて発表。その後試行錯誤を繰り返しながら2022年1月に発表されたvivo V23シリーズにて同技術が採用されました。(※当初のコンセプトとは異なりrealme 9 Proシリーズと同様に太陽光による色の変化)
vivo X23シリーズは色が変化するまで約30秒かかりますが、realme 9 Proシリーズは僅か5秒ほどで色が変化するとしています。
スマートフォンのカラーが変わる技術は2022年になり商用化される例が複数出始めましたが、その可能性はまだまだ未知数で発展途上であると思われます。
例えば、変化できる色のパターンを増やしたり、任意の色を選択したり、好みのデザインを背面パネルに映し出したりと様々な応用が思い浮かびます。
最近日本では「スマートフォンのデザインはあまりに画一的」として「BALMUDA Phone」なるものが発売されましたが、色・デザインが変わる技術が普及・進化すればスマートフォンにもユーザー各々の個性が現れることでしょう。
realme 9 Proシリーズは、その先駆けとなるようなインパクトを残せるのでしょうか。
現時点で、正式な発表日はアナウンスされていませんが、リーク情報によると2月15日にグローバル発表されると伝えられています。
~追記~
2月16日に発表されることが公式よりアナウンスされました。
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