Qualcommは毎年恒例の「Qualcomm Tech Summit 2020」を12月1日（米国時間）より開催しています。
イベント初日、同社はSnapdragon 888を正式に発表しました。
CPUやGPUなどの性能の詳細は、12月2日（米国時間）に開催されるイベントで別途説明される予定です。
Snapdragon 888は、5nmプロセス製造され、第3世代のX60 5GモデムRFシステムを内蔵しており、ミリ波とSub6の5G周波数をサポートしています。
（※Snapdragon 865は7nmプロセス製造の5Gモデムは外付け）
その他、26TOPS（1秒間に26兆回の処理が可能）の第6世代のAIエンジンを搭載、ゲーム性能では「Qualcomm Snapdragon Elite Gaming」と名付けられたゲーミングプラットフォームを搭載。
このゲーミングプラットフォームでは、更新可能なGPUドライバーソフト、デスクトップフォワードレンダリング、最大144fpsをサポートします。
また、カメラ画質に寄与する「コンピュテーショナルフォトグラフィー」の処理能力を3倍に向上。同社は「スマートフォンをプロ品質のカメラに変える」とアピールしています。
さらに画像の処理能力に寄与する「Qualcomm Spectra ISP」の強化により、毎秒27億画素の写真や動画を撮影可能となります。（全世代より最大35％向上）
つまり、1200万画素の写真の場合、毎秒120枚撮影できることになります。
Snapdragon 888を搭載するメーカーや端末は以下にて。
