Qualcommは、2021年11月30日に開催されるSnapdragon Tech Summitにて次期ハイエンドSoC Snapdragon 898(仮称)を発表すると伝えられていいます。
その後、Snapdragon 898の正式名称が「Snapdragon 8 Gen1」になる可能性があるとリークされていましたが、Qualcomm公式より命名規則の変更がアナウンスされ、次期ハイエンドSoCの正式名称が「Snapdragon 8 Gen1」となることが確定しました。
公式ブログによると、Qualcommはプラットフォームの名称を簡素化し一貫性のある命名規則を用いることで、ユーザーがSnapdragonを搭載するデバイスを簡単に見つけて選べるようにすると述べています。
今までは、Snapdragon 855→865→888のように3桁が用いられていましたが、今後は1桁のシリーズ名に世代番号を組み合わせるとしています。
つまり、ハイエンドシリーズのSnapdragon 800番台をSnapdragon 8と固定化し、その後にGen 1、Gen 2、Gen 3と世代番号を組み合わせていきます。
この命名規則は次期ハイエンドSoCから適用すると述べられており、Snapdragon 898(仮称)を1世代目として正式名称はSnapdragon 8 Gen 1となります。
また、その他の変更点として、QualcommがリリースするSnapdragonのラインナップはすべて5G通信に対応したSoCとなるため、わざわざ名称に「5G」と付ける必要がなくなったとしています。
今までは5G通信に対応していることを示すために末尾に「5G」と付けられていましたが、今後は5Gに対応していても名称に「5G」と付けることはないとしています。
命名規則も変わり、Snapdragon新時代の幕開けとなる次期ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 1」は2021年11月30日に発表される予定です。