QualcommがカスタムSoCを開発しており、OPPOにのみ独占提供されるとの噂が明らかになりました。
彼によると、OPPOはSnapdragon 865の高クロック版をテストしており、最大周波数は3.2Ghzに引き上げられているとのこと。
このSoCは理論上、Snapdragon 865+よりもパフォーマンスが優れており、OPPOのカスタムSoCとなる可能性が高いようです。
このSoCの名称は現時点では不明ですが、Snapdragon 865+以上Snapdragon 875未満の性能であることから仮名として「Snapdragon 870」または「Snapdragon 875 Lite」と呼ばれています。
フラグシップ機の性能が多くのユーザーにとってオーバースペックとなっていること、ハイエンドSoCの高価格化がスマートフォンの価格を引き上げていること、競合であるMediaTekが価格帯別に多くのSoCをリリースしていることを考えると、Qualcommのこの選択が理にかなっているようにも思えます。
スマートフォンのカスタムSoCは馴染みが薄いですが、カメラにはカスタムセンサーが採用されることが度々あります。
例えば、SONYでは各メーカーごとにカスタムセンサーを納品しており、「HUAWEI P40 Pro」ではIMX 700、「OPPO Find X2 Pro 」ではIMX 689が採用されています。
それぞれのスマートフォンに個別に採用されるパーツのため、汎用的なパーツよりも最適化されている利点があります。
