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OPPOが「第2世代 画面下インカメラ技術」を正式発表!


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OPPO 画面下インカメラ

OPPOは8月4日、第2世代 画面下インカメラ技術を発表しました。

同社は約2年前に第1世代の画面下インカメラ技術を公開しましたが、インカメラ部分のディスプレイ品質とインカメラ画質に問題があるとして商用化は行わず、その後も研究開発を重ねていた模様。その結果、商用化に適した 第2世代 画面下インカメラ技術の開発に成功したとしています。

ディスプレイは、中国ディスプレイメーカーのBOEと共同開発を行い、ピクセル数を減らすことなく各ピクセルのサイズを縮小し、インカメラ部分の表示領域でも画面密度400ppiを維持するソリューションとして「ピクセルジオメトリ」を開発

また、OPPOは従来のスクリーン配線を革新的な透明配線材料に置き換えることで、配線幅を50%縮小し、より多くの光を取り込むことにも成功しています。

そして、ディスプレイ内でインカメラ部分の表示領域とその他の表示領域の色や明るさの差を低減するためにAIアルゴリズムを組み合わせ、画面全体との色や明るさの差を僅か2%までに縮小
これにより、電子書籍や地図の表示時などの小さな文字の描画に際しても、ユーザー体験を妨げることなくインカメラ部分にも文字を正確に表示できるとしています。

メーカー公表の技術はさておき、気になるのは実際の使用感でしょう。
Weiboにて投稿された実機を確認してみましょう。(左の小さなディスプレイが第2世代インカメラ技術搭載の端末、右の大きなディスプレイが第1世代インカメラ技術搭載の端末)

やや伝わりにくいですが、第1世代ではインカメラ部分に違和感が残っていますが、第2世代ではほとんど目立たなくなっています。

インカメラ部分の文字も、他の表示領域と変わりなく描画されています。

最後にインカメラでの撮影ですが、第1世代と比較して多くの光が取り込まれており、明るい撮影ができるようになっています。

遂に発表された、OPPOの第2世代画面下インカメラ技術ですが、同社は同技術を搭載するスマートフォンおよびそのリリース時期については明らかにされていません。ただし、次期フラグシップ機「OPPO Find X4」シリーズでの搭載と見られています。


ZTEは、2021年7月には同社 第2世代 画面下インカメラ技術を搭載する「ZTE Axon 30 5G」を発表、そして8月10日発表の「Mi MIX 4」8月11日発表の「Galaxy Z Fold 3」にてXiaomiおよびSamsungは画面下インカメラを商用化すると伝えられています。

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