OnePlus は最新の8シリーズを今月15日に発表。7シリーズと同様に、無印のOnePlus 8 とOnePlus 8 Pro の2モデルの展開となります。
実はこの8シリーズ、かなり前から情報がリークされており、当初は2機種のほかに”Lite”もしくは”Z”の名を冠する廉価モデルの存在が予想されていました。その時の情報はSIM太郎でも発信しています(過去記事参照)。
しかし、この廉価モデルは今月の新製品発表会では発表されず、8シリーズ2機種のみの展開に。情報はデマだったのか、それとも発表が延期になったのだろうか、と様々な説が流れました。
しかし、どうやらこの廉価モデルは実在するようです。
今回の情報元は、以前からOnePlus 8 関連の情報を多数リークしている有名リーカー。これはかなり信頼できそうです。
上記のタイトル画像が、そのリークされたものです。リーカーの信頼性と質からみて、画像は本物とみていいでしょう。
まず、スマートフォンの内側には大きく”Z”の文字が描かれています。端末名に”Z”が入るのでしょう。これは以前のリークからも明らかになっています。
そして、その左右には2020年7月と書かれています。発表、もしくは発売する時期が今年7月であることを明確に示しています。
また、よく見るとスマートフォンには中央にパンチホールカメラがあるのも確認できます。
この画像と今までリークされてきた情報を総合すると、この新端末の姿が少しずつ見えてきます。以下にそれを示します。
- 端末名: OnePlus Z
- ディスプレイ: 6.4~6.5インチOLED(90Hz駆動)、フラットディスプレイ
- 解像度: FHD+(縦横比不明)
- CPU: MediaTek Dimensity 1000L(未確定)
- リアカメラ: 2眼もしくは3眼(メインセンサーは48MP)
- フロントカメラ: パンチホールカメラ(中央)
- バッテリー: 4000mAh
- 画面内指紋認証搭載、30W高速充電対応
- 今年7月発表予定
ただし、ディスプレイの90Hz駆動や画面内指紋認証、30W充電など搭載しており、流行を押さえた、OnePlusらしいモデルになっています。
OnePlusは初代OnePlus One の発売以来、ほとんどハイエンドモデルのみをリリースし続けています。そのため、ミドルレンジは2015年発売のOnePlus X 以降、発売されていません。今回OnePlus Z が公式に発売されれば、実に5年ぶりにOnePlusシリーズのミドルレンジが復活します。
最近のOnePlusシリーズは、以前と比べて着実に高級感や実用性が上がっていますが、それに伴って高価格化が顕著です。ミイラ取りがミイラになる、などという言葉もありますが、フラッグシップキラーと名高いOnePlusが、今や名実ともにそのフラッグシップたちの仲間入りを果たしてしまいました。
これはあくまで私見ですが、このOnePlus Z は昔ながらの(といっても5、6年前ですが) 、安くて高性能なイメージがつまったモデルのような気がします。未だ価格は公表されていませんが、コストパフォーマンスにはかなり期待ができそうです。
続報を待ちましょう。
source(1)(2)