昨今のスマートフォンは、画面占有率を最大まで高めようとベゼルを削り、ノッチあるいはパンチホールにインカメラを配置しています。
そして、次なるソリューションとして画面下インカメラの搭載が期待されていますが、OnePlusは別のソリューションを模索しているようです。
OnePlusは、WIPO(世界知的所有権期間)に「display apparatus(ディスプレイ装置)」という名の特許を申請し、2021年2月4日に公開されたことがLetsGoDigital により明らかになりました。
特許文書は、薄いベゼル上に極小インカメラを配置するスマートフォンのデザインを示しています。
また、説明には「ディスプレイに穴を開けるパンチホールよりも製造コストを安価に抑えられる。」としており、製造コストが高価であることに加え、未だ完全ではない画面下インカメラと比較して現時点では現実的かもしれません。
ベゼル上にインカメラを配置するスマートフォンには、「MEIZU 16s Pro」などがありますが、こちらはベゼルがやや厚く、オールドな印象を受けます。
ただし、OnePlusの特許文書に基づくイメージ画像ではベゼルが気にならないほどの狭さとなっています。
実際に実用化されるかは不明ですが、画面下インカメラが不完全の中、パンチホールばかりでなく、このようなインカメラを搭載するスマートフォンがあっても良いのではと思います。
下記のように、似たような特許をOPPOも取得していますが、未だ実用化されていません。
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