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【最高傑作】HUAWEI Mate 40シリーズ、Kirin 1020、108MPを搭載し中国建国記念日に発表


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Huawei Mate 40 Pro(仮)

6月14日、HUAWEIが発表を控える次期フラグシップ機 HUAWEI Mate 40シリーズに関する情報が続々と明らかになりました。

HUAWEIサプライチェーンのスタッフによると、光学性能が大幅に改善された1億800万画素の新しいレンズの開発が進んでおり、Mate 40およびMate 40 Proで採用されるとしています。

市場にある108MPセンサーとは異なる製造方法により画像処理能力や画像の鮮明度が大幅に向上するとのこと。

つまり、Mi 10 ProやGalaxy S20 Ultraなどに搭載されている108MPセンサーのSamsung製「ISOCELL Bright HMX」とは全く異なるセンサーが採用されるということです。

また、HUAWEI Mate 40シリーズはKirin 1020を搭載
Kirin 1020は台湾TSMC社の5nmプロセスルールで製造され、 電力効率やパフォーマンスの安定が図られており、ベースデザインにはArm社の新しいCortex-A78を採用。

参考までに、QualcommのハイエンドSoC Snapdragon 865は、7nmのプロセスルールで製造され、ベースデザインはCortex-A77(4コア)+Cortex-A55(4コア)を採用。(※最大クロック数2.84GHz)

Mate 30シリーズに搭載されていたKirin 990は、7nmのプロセスルールで製造され、ベースデザインはCortex-A76(2コア@2.96GHx)+Cortex-A76(2コア@2.36GHz)+Cortex-A55(4コア@1.95GHz)

つまり、Kirin 1020はCortex-A77を飛び越えてCortex-A78を採用することとなり、Snapdragon 865を凌駕する性能を記録する可能性があります。

また、HUAWEI小会社HiSliconは制裁強化によりTSMC社に新規発注が出来ない状態ですが、Kirin 1020がTSMC社の5nmプロセスルールで製造されるということは事前の報道通り、HUAWEIは制裁強化前に発注を行い大量の在庫を確保していたようです。

新しいカメラセンサー、新しいSoCに期待が高まります。
気になる発表日ですが、中国のリーカーによると中華人民共和国の建国記念日にあたる国慶節 10月1日~7日に合わせてMate 40シリーズを発表するとのこと。
(※中国での法定休日は10月1日。連休期間は10月1日~10月7日になっています。)


米国による制裁強化で苦しむHUAWEIですが、中国市場での売上は好調な同社。
これは、禁輸措置が愛国心を刺激しHUAWEI支持の国民感情が加速しているためだと思われます。

HUAWEIの建国記念日にMate 40シリーズを発表するというマーケティング戦略で、この国民感情はさらに加速することになるでしょう。

ただ、Mate 40シリーズは全て5G版となります。
Mate 30シリーズのように4G版と5G版の2つの展開がないことや、センサー、SoCともにスマートフォンとして最高クラスのものとなるためHUAWEI史上最も高価なモデルになることでしょう。

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