韓国の日刊紙「中央日報」が伝えたとことによると、9月15日よりSamsungはHUAWEIへのDRAMやNANDフラッシュメモリなど半導体の供給を停止。
加えて、Samsung、LG、SH Hynixは、HUAWEIへのディスプレイの供給を停止する予定です。
韓国の大手半導体メーカーからのHUAWEIへの供給停止が明らかになりましたが、これらは米国による制裁強化の影響だと報告されています。
HUAWEI端末に採用されるディスプレイの内、韓国ディスプレイメーカーの占める割合は大きくないようですが、フラグシップ機では話が変わります。
例えば、HUAWEI P40 Pro+はSamsung製OLEDディスプレイ、P40 ProはLGとBOEのOLEDディスプレイを使用し、Mate 30シリーズの湾曲有機ELディスプレイはLGが供給しています。
次期フラグシップ機 Mate 40シリーズでは9月15日以前に調達できたからこそ、Samsung、LGのディスプレイを搭載できますが今後のフラグシップ機では代替案を模索するしかなさそうです。
ちなみに、「HUAWEI Mate 40」ではBOEからディスプレイを調達し、「HUAWEI Mate 40 Pro」ではBOE、Samsung、LGの3社から調達するようです。(※BOEは中国に本社を置く半導体メーカー)
なお、台湾の半導体メーカー TSMCも9月15日以降の新規受注は停止すると表明しており、HUAWEIは独自SoC Kirinを製造できなくなることが危惧されています。
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