
HUAWEIの子会社 Hisiliconが開発・製造を行うSoC「Kirin」は今までHuaweiおよびHonor端末でのみ搭載されていましたが、今後は他のメーカーにも供給を行うようです。
HiSilicon社は1991年に設立され、今やモバイル向けSoCとして世界有数の半導体メーカーに成長しています。
Kirinは既に5Gモデムが搭載された「Kirin 990 5G」を発表しており、5G時代のモバイル向けSoCとして業界をリードする存在でもあります。

なぜ、いきなり自社SoC Kirinを販売するに至ったのでしょうか。
おそらく米国による禁輸措置の影響だと考えられます。
実際、HUAWEI 副会長が「2020年は厳しい年になるだろう。」と語っており、会社として売上を安定させるためにKirinを外販するという選択を取ったのでしょう。
現時点で、Kirinを採用するメーカーなどは発表されておりません。