HUAWEIは米国からの規制の最中、2020年の成長率が低下することを懸念しています。
同社の副会長であるXu Zhijun氏は、社内文書にて「2020年は我々にとって困難な年になるだろう。2019年上半期ほど急速に成長する可能性はないだろう」と述べました。
また、会社の成長を確実にするために進捗の遅れている部門や業績の悪い部門に対し強い姿勢を示すようです。
文書の中には、2020年の業績が最も悪かったマネージャーの10%を解雇する必要性について述べられていました。
業績の悪かった部門は統合または縮小され、従業員は他の部門へ再配属されるとのこと。
そして、Xu Zhijun氏は、Google Map、YouTube、Gmail などといったGoogleアプリケーションサービスを独自の物に換える、「Huawei Mobile Services」を構築するために全力を尽くすと述べました。
HUAWEIは昨年5月に始まった、禁輸措置後も継続した成長を示していました。
同社の2019年の収益は前年比18%増の8,500億元(約1,120億ドル)を計上
中でも、スマートフォン事業は、2019年上半期の同社において最大の収益をもたらし、出荷量は2019年全体で2億4000万台に達し、2018年の2億600万台から約16.5%増加しています。
厳しい状況でこそ問われる、経営者の手腕
2020年のHUAWEIがどのような戦略を取るのか注目したいところです。
source