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英Arm、HUAWEIにチップ供給継続!英国起源との判断


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Huaweiの子会社でSoC・Kirinなどを手掛けるHisiliconは引き続き半導体企業Armと取引を続けられるようです。

アメリカ商務省は今年5月Huaweiをアメリカ政府から許可なく部品などの購入を禁止するエンティティリストに追加しました。それを受けて英Armは同社の手掛ける半導体設計にアメリカ由来の技術が含まれているとしてHuaweiやその子会社Hisiliconと取引することを見送っていました。

HUAWEI
そんな中、Arm製の v8やv9と呼ばれるこれらのアーキテクチャがイギリス製技術であったことからHuaweiと取引を継続することが明らかになりました。
ARMの広報担当者はアメリカメディアReutersにメールで以下の事柄を伝えたということです。それは「Arm製の v8とv9はイギリス起源のテクノロジーである」ということ「ArmはHisiicomに対し引き続き次世代アーキテクチャと含み技術供給をできる」ことです。

つまり、アメリカ商務省の規制はアメリカ国内の企業を対象とするもので、そのアーキテクチャはイギリス製であったことからArmはHuaweiやHisiliconと引き続き取引を継続できるという判断に至ったということです。
Huaweiの展開するSoCである麒麟(Kirin)はCPUとGPUのデザインにおいて大部分をARMの技術に頼っていたのでHuaweiにとっては非常に良いニュースと言えそうです。

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