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Honor、Microsoftとの提携を発表!ユーザー体験の強化とグローバル市場の拡大を狙う


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Honor Microsoft 提携

Honorは9月16日、Microsoftと戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
両社は、「革新的なAIとエンドデバイス」の開発に協力し、HONORの掲げる「1 + 8 + N」戦略を世界中でサポートする統合ソリューションを提供することをこの提携の目的としています。

Honorは、Microsoft社の提供するクラウドサービス「MicrosoftAzure」をベースにしたAI音声およびAI翻訳サービスを採用すると述べています。
具体的には、Honorのスマートフォンに搭載されているAIアシスタント機能「YOYO」や、AIトラベルアシスタント、ユーティリティなどのアプリケーションを強化するためにMicrosoftの提供するサービスが活用される予定とのこと。

また、MicrosoftはHonorのスマートフォンだけでなくPC、タブレット、スマートウォッチ、イヤホンなど様々な製品でのユーザーエクスペリエンスの向上を支援すると述べています。

両社の戦略的パートナーシップの発表と同時に、Honorが9月26日開催予定のHonor Smart Lifeイベントにて発表予定のノートPC「Honor MagicBook V14」にWindows 11がプリインストールされて出荷されることも明らかになりました。ノートPCとしてWindows 11搭載は世界初。

Honorは、昨年末HUAWEIから完全に独立したことで、米制裁の対象外となりました。
これにより、Honor 50シリーズやHonor Magic 3シリーズにてGMS(Googleモバイルサービス)をプリインストールすることが可能となり、世界展開を狙ったグローバル発表も行っています。

しかし、もともとHUAWEIのサブブランドとして中国市場を中心に展開されていたHonorは、ソフトウェアが中国国内向けの仕様(AIアシスタント機能「YOYO」が中国語のみの対応など)となっており、グローバル市場のユーザーには扱いにくいという課題がありました。Microsoftとの提携は、この課題の解決の向けて大きな一歩となりそうです。

Microsoftは、2019年にSamsungとも戦略的パートナーシップを提携。GalaxyスマートフォンとWindows 10パソコンとの連携を強化し、他のAndroidスマートフォンにはないSamsungだけの強みとなっていました。

同様に、HonorスマートフォンでもWindows 11とのシームレスな連携を可能とするサービスが提供されることを期待したいです。

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