Huaweiに対するアメリカの制裁措置によってGoogleのサービスを利用できないという問題もあり、Huaweiから分離した「Honor」の新モデル「Honor 50」のレンダリング画像がリークされ、カメラ部に2つの大きなサークルが配置された「デュアルリングデザイン」が採用される模様と米ブログメディアGSMArenaが報じています。
今回リークされたレンダリング画像よりもしばらく前に「Honor 50」のものと思われるデザインスケッチやティザー広告のリークによっても「デュアルリングデザイン」が採用される可能性があると噂されていました。
今回のレンダリング画像のリークによってますます「Honor 50」への「デュアルリングデザイン」採用の信ぴょう性が高まってきているようにも見えます。
ところで、この「デュアルリングデザイン」ですが、Honor の分離元であったHuaweiの次世代モデル「Huawei P50」シリーズでもレンダリング画像のリークが取りざたされており、現在は分離し、別会社になったとはいえ類似したデザインの採用が同時期に噂されるあたり、どう関係しているのか非常に気になるところです。
このHonorの親元であるHuaweiの「Huawei P50」シリーズでは、背面に「２つの巨大なサークル」が配置されることは以前からリークされていましたが、サークル内のカメラの配置については不透明な部分がある状態が続いています。
モックアップ画像のリークにより各サークルに2つのレンズを配置したクアッドカメラ構成になるともいわれていますが、シリーズ共通デザインになるのか、上位モデルには別のデザインが用意されるのか、まだ確定された情報にはいたっていません。
そんなところに類似したデザインを持つ「Honor 50」のレンダリング画像がリークされ、しかも各サークルに配置されるレンズ構成を1つ目のサークルには大きなシングルレンズ、2つ目のサークルにはデュアルレンズ、しかもレンズ周りの形状から片方はテレスコープ型ズームレンズと思われる構成となっていることは、親元となる「Huawei P50」シリーズの影響を受けている可能性（もしくはHuawei側に影響を与えている可能性）を考えずにはいられません。
とまぁ、いろいろ想像は膨らんでいきますが、「Honor 50」の話なのに「Huawei P50」にばかり脱線してしまうのはどうかと思うので、話を「Honor 50」を戻します。
公式情報として出ているティザー広告ではありませんが、リークされたティザー広告画像では、この「デュアルリングデザイン」を採用した「Honor 50」の登場は5月を予定していたように見えますが、現在は6月となる可能性が高くなりつつあるようです。
レンダリング画像に表示されていたトリプルカメラの構成とスペックですが、1つ目のサークルに配置されたシングルレンズは5000万画素になると言われています。
2つ目のサークルのデュアルレンズは、800万画素のペリスコープ望遠レンズと1300万画素の広角レンズになると言われています。
またSoCにはMediaTekの「Dimensity 1200」が採用されると言われいますが、上位版の「Honor 50 Pro」も用意され、そちらには「Snapdragon 888」が採用される可能性があると言われいます。
さて、この「デュアルリングデザイン」と「非対称なレンズ構成」によってどのようなカメラ性能と体験を提供してくれるのか、さらなるリーク情報と公式発表が楽しみな機種と言えるでしょう。
