日本でも人気のあるGoogle Pixelシリーズ。
昨年10月に発売された現行モデルのPixel 4シリーズはディスプレイ上部に搭載されたレーダー類やGoogleのAIの恩恵を得られるカメラで人気を集めましたが、一方で、価格が高いことやバッテリー容量が少なく電池持ちが悪いこと、顔認証にしか対応してないといった酷評もやや挙がっていました。
今回そのPixel 4シリーズの後継機、Pixel 5シリーズの「Google Pixel 5 XL」のケースがリークされました。
このケースから推測できる点を紹介していきます。
まず1つ目は、ケースに背面指紋認証センサー用の切り抜きがあることからPixel 5 XLが背面指紋認証に対応する可能性。
この指紋認証センサーはPixel 3シリーズで搭載されていたものと酷似しています。
前述の通り、Pixel 4シリーズでは指紋認証が廃止され顔認証のみの対応にとどまりました。
指紋認証の復活は嬉しいところですが、時代は画面内指紋認証ですので少しギャップを感じます。
ここからは個人的な意見になりますが、Googleは元々Pixel 5シリーズに指紋認証を搭載するつもりはなく、新型コロナウイルスの世界的流行を鑑みて、指紋認証を搭載した方が売り上げが増加を見込めると踏み、背面指紋認証の搭載に踏み切ったのではないでしょうか。
Appleから指紋認証に対応するiPhone SE(第2世代)が発売されたことも拍車をかけた要因かもしれませんね。
2つ目は、ケースのリアカメラ部分の切り抜きがPixel 4と同じであるということです。
Pixel 4シリーズは写真の仕上がりこそ良いものの超広角カメラが搭載されておらず、ライバルとされるiPhone 11やGalaxy S10のカメラ性能と比較するとやや物足りなさを感じた方も少なくはないです。
現時点ではカメラの詳細は明らかになっていませんが、Pixel 5シリーズでも超広角カメラを搭載しない方向なのでしょうか。
最後に3つ目は、ケース上部にイヤホンジャックの切り抜きがあるということです。
直近でイヤホンジャックを搭載し、注目を集めたスマートフォンといえばXperia 1 IIでしょうか。
イヤホンジャックの復活は消費者に未だに大きなインパクトを与えます。
実際にXperia 1 IIは前モデルであるXperia 1と比較して約3倍の売上ペースとのこと。
Pixel 5シリーズにイヤホンジャックが復活されるとなると、Pixelへの注目度も高まることではないでしょうか。
以上、3点が今回のPixel 5 XLケースのリークによって推測できるポイントとなります。
Pixel 5シリーズは前モデルの発売時期と同様に10月頃に発表、発売となると予想されいます。
他にも、Pixel 4シリーズの廉価版にあたる「Google Pixel 4a」の発表も大幅に送れていますが間もなくリリースされるのではないかと言われています。