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Google、Android端末全てにスパイウェアを搭載し、競合アプリのデータを無断利用?


投稿日:

Google

昨今、HUAWEIによるスパイウェアの搭載が話題になっていますが、Googleにも疑惑が向けられています。

Googleには「Android Lockbox」と呼ばれる内部プログラムが存在し、Android端末の起動頻度や様々なアプリのセッション時間などの統計情報を追跡しています。
収集されたデータは匿名化されており個々のアカウントに関連付けられていませんが、内部ドキュメントには「機密性の高いAndroidユーザーのデータを収集するサービス」と記述されているとのこと。


この「Android Lockbox」と呼ばれる内部プログラムは、Googleモバイルサービスを介して機能しており、GoogleはGoogleモバイルサービスを実行している任意のデバイスの様々なアプリに関するデータを閲覧することができます。

Googleはこの機能を利用して、競合他社のアプリのユーザーデータを分析し、対抗馬となる自社サービスを開発しているとの噂があります。


それが、2020年4月にYouTubeが開発を開始した短い動画を投稿できる「Shorts」と呼ばれる新機能です。
Googleは、TikTokのデータを分析し、「Shorts」の開発に活用しているとの疑惑が向けらています。

上記の情報は米メディア The Informationにて報じられており、GoogleはThe Informationからの取材に答え、「Android Lockbox」を通して競合アプリのユーザー統計データにアクセスできることを認めました。
ただ、Googleはプログラムは公開されており、どの開発者も同様にデータにアクセスすることができるため独占禁止法には違反しないと主張しています。

それでも、一般の開発者がアクセスできるデータ量とGoogle内部がアクセスできるデータ量には違いがあるとされています。

「Android Lockbox」は、Googleのプレインストールアプリが搭載されているデバイスを対象とし、動作しています。


一応ですが、Googleの規約を確認するとアプリの使用頻度が送信されている旨が記載されています。

仮に自分のデータを送りたくない!という場合は、端末の設定→Google→使用状況と診断情報(メニューボタン)からOFFを選択することで、Googleに送信されるデータを制限することができます。


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