TechNick氏はYouTubeにて2020年フラグシップ機のバッテリー性能を比較する動画を公開しました。
動画では、日本代表として「Xperia 1 II」韓国代表として「Galaxy S20 Ultra」中国代表として「OnePlus 8 Pro」アメリカ代表として「iPhone 11 Pro Max」が出場。
4台の端末のバッテリーが0%の状態から何分で100%になるかを計測し、比較しています。
条件は、全て購入時に付属の充電アダプターにて充電を行い、それぞれの端末の”充電最適化”はOFFの状態になります。
各スマートフォンのバッテリー性能とテスト結果をまとめると以下の通り。
バッテリー容量 | 急速充電 | 100%までのタイム | 1分あたりのmAh | 充電中の発熱 | |
Xperia 1 II | 4000mAh | 18W | 1時間54分 | 35mAh/分 | 32.9℃ |
Galaxy S20 Ultra | 5000mAh | 25W | 1時間15分 | 67mAh/分 | 35℃ |
OnePlus 8 Pro | 4510mAh | 30W | 1時間22分 | 55mAh/分 | 37.6℃ |
iPhone 11 Pro Max | 3969mAh | 18W | 1時間58分 | 34mAh/分 | 32℃ |
Galaxy S20 Ultraよりもバッテリー容量が少なく、30W急速充電に対応しているOnePlus 8 Proの方がフル充電までのスピードが遅い意外な結果に。
一方、Xperia 1 IIやiPhone 11 Pro Maxは約2時間と概ね同じ充電スピード
Galaxy S20 Ultraに付属する充電アダプターは25Wですが、同端末は最大45Wの急速充電に対応しています。
このように付属の充電アダプターでは最速の充電パフォーマンスを発揮できない場合も多いです。
では、最大Wでの充電速度はどうなのでしょうか。
TechNick氏は、端末の最大充電速度の出せるメーカー公式の充電アダプターを使用して検証。
すると、45Wで充電したGalaxy S20 Ultraは1時間11分でフル充電に。
興味深いことに、25Wで充電した際と4分しか速くなっていません。
一方、65WのOPPO Find X2 Proの36分、50WのMi 10 Proの51分のスピードにも大変驚きます。
※2回目のテストでは、iPhone 11 Pro MaxはiOS 13の”最適化されたバッテリー充電”がONになっており、バッテリーの劣化を防ぐために80%を超えた後は充電スピードが遅くなる設定になっています。
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