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「Apple Watch 8」では血糖値・血圧・血中アルコール濃度が測定可能に?


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まだまだ先の話ではありますが、実現すればスマートウォッチにとって画期的な進化となるかもしれません。
Appleが発売するスマートウォッチ「Apple Watch」は「Apple Watch 6」が現行モデルとして販売されています。
おそらく2021年には「Apple Watch 7」が登場するのでしょうが、さらにその翌年2022年に登場するであろう「Apple Watch 8」にて健康管理機能の大きな進歩が行われるとイギリスメディアThe Telegraphが報じています。

次期モデルですらなく、まだ影も形も見えていない次々世代モデルに対して触れるのはかなり気が早いと言わざるを得ません。
しかし、実現できるのであればスマートウォッチの健康管理機能にとって大きな進歩となるニュースと言える内容となっています。

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そのニュースとは、Appleのサプライヤーの1つであるイギリスの新興企業 Rockley Photonics社の光学センシング技術によって乳酸、ブドウ糖、水分補給、体温、血圧などの測定が可能となり、同社によると「clinic-on-the-wrist(手首のクリニック)」と言える機能をスマートウォッチに提供可能になるとのこと。
この技術をAppleが採用することで2022年に発売されるであろう「Apple Watch 8」で血糖値や血圧測定、血中アルコール濃度が可能となると報じています。



そもそも、このニュースの発端は、Rockley Photonics社がニューヨークでの株式公開に向けて提出した書類から過去2年間の売上のほとんどがAppleによるものと判明したためです。
また、両社には継続的な供給・開発契約が結ばれており、AppleがRockley Photonics社の技術をApple Watchに用いるために多額の費用を投じていると考えるのが妥当でしょう。

Rockley Photonicsのヘルスケア技術

現行モデルの「Apple Watch 6」でも心電図測定や血中酸素濃度の測定が可能となっており、日常的に身に着けるスマートウォッチの健康管理への活用はかなり進んでいます。

しかし、無採血で血糖値や血圧測定も可能となると、まさに「手首のお医者さん」として糖尿病や高血圧症を患っているユーザーにとっては健康管理の大きな支援ツールとなるでしょう。

先に触れたようにまだ次々世代モデルの話であり、Appleが血糖値や血圧測定、血中アルコール濃度の測定機能を実現するために動き出している具体的な証拠はなにもありません。

しかし、既にAppleに対して部品や技術提供を行っているサプライヤーが先進的で有用なセンシング技術を実用化している状況で採用しない手はないとも言えます。
実際の製品への組み込みを考えると、2021年モデルとなる「Apple Watch 7」では難しいとしても、The Telegraphが報じているように2022年に発表されるであろう「Apple Watch 8」で実現となる可能性は低くないのではないでしょうか。

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