中国 武漢から拡大した新型コロナウイルスの影響でAppleは中国国内にある全てのApple Store、オフィス、コンタクトセンターを2月9日まで閉鎖したことが明らかになりました。 米BloombergのMark Gurman氏が報道したAppleの声明によれば、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、専門家からの最新のアドバイスに基づいて決定されたとのこと。
また、中国国内のApple オンラインストアは通常営業を続けること、詳細な情報確認を行い、できるだけ早くの営業再開を目指すことが記されています。
WadeBush Securitiesのアナリストは、 この状況が2月末まで続く場合、Appleは中国市場で100万台のスマートフォンの販売に影響を及ぼすと言及しています。
実際、Appleは1月28日の2020年度 第1四半期 決算発表にて今後のパフォーマンスについて、通常の範囲を越える予想下限が設定されていました。
これは、中国全土のApple Storeが閉鎖することに加え、Appleの多くの製造部門が置かれている中国工場が影響を受けると予想しているためと見られます。
Xiaomiも同様に全店舗の営業停止を発表し、ASUSでは中国工場の閉鎖により「ROG Phone 2」の(一部地域への)生産と出荷が遅れたりと、新型コロナウイルスの影響でスマートフォンメーカーも打撃を受けています。
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