realmeは9月9日、同社初となるタブレット「realme Pad」をインドにて正式発表しました。
まず、この「realme Pad」は外への持ち運びを想定して設計されている模様
事前のリリース通り、”ウルトラスリム”をコンセプトとしており、筐体サイズは246.1 x 155.9 x 6.9 mm、重さは440g
他メーカーのタブレットと比較すると「iPad Pro(第5世代)」は12.9インチモデルが6.4mm、682g、「Mi Pad 5 / 5 Pro」は6.85mm、511gですので、「realme Pad」の厚さ6.9mmは特別薄いわけではありませんが、重さ411gはタブレットとしては非常に軽量となっています。
画面は10.4インチの液晶ディスプレイ搭載。解像度はWUXGA+ 2000×1200、アスペクト比は15:9、画面占有率は82.5%
SoCはMediaTek Helio G80を搭載、メモリは3/4GB、ストレージは32/64GB(MicroSD対応 最大1TB)
Helio G80はMediaTekが2020年2月に発表したHelio G70の後継となるミドルレンジSoC
「realme 6i」にてHelio G80が初搭載され、同端末発表会にてメーカーが公表したAntutuスコアは201,278点(v8)
残念ながら、ミドルレンジの中でもやや下位に当たる性能となっています。
realme Padのバッテリー容量は7,100mAh、そして18Wの急速充電に対応します。
大容量バッテリーの搭載により、連続動画再生時間は12時間、待機時間は65日を実現しています。
メインカメラ、インカメラともに800万画素(105°)の単眼
通話時にマイクで拾うノイズを除去するノイズキャンセレーション機能に対応したデュアルマイクを搭載
その他、四隅の一つずつ配置された クアッドスピーカーを搭載、3.5mmイヤホンジャックは非搭載、接続端子はUSB-Type-C
生体認証は顔認証と指紋認証センサー(側面)に対応します。
OSは、Android 11ベースのrealme UI for Padを搭載
スマートフォンよりも大きな画面を搭載するタブレット向けにrealme UIをカスタマイズしたもので複数のタスクを実行するマルチウィンドウモードなどに対応
その他、ダークモードやナイトモードの他、読書モードや目の疲れを軽減するためのアイコンフォートモード、屋外での視認性を高める日光モードに対応します。
また、Googleが昨年発表したAndroid OS搭載のタブレット向けの新しいモード「Google Kids Space(グーグル・キッズ・スペース)」に対応
Google Kids Spaceは、専門家の審査を受け、子供の発見・創造・成長をサポートすると認められたアプリ、書籍、動画にのみアクセスできる機能です。
iPadには非対応の機能で日本で発売されているタブレットではLenovo Tab HD M10(第2世代)など限られたAndroidタブレットにのみ対応しています。
realme Padのカラーはグレーとゴールドの2色を用意、9月16日に発売
価格は以下の通りです。
WiFiモデル
3GB+32GB:13,999ルピー(約21,000円)
LTEモデル
3GB+32GB:15,999ルピー(約24,000円)
4GB+64GB:17,999ルピー(約27,000円)
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