外出先でもスマートフォンの回線をモバイルWi-fiのように使えるテザリングは非常に便利な機能です。
そんなテザリングの機能ですが利用できる格安SIMが決まっています。今回はテザリングができる格安SIMを中心に紹介していきます。
目次
回線ごとのテザリング対応状況
格安SIMでも大手通信キャリア同様にテザリングを利用することができます。ただ、回線や端末の組み合わせにより利用できない場合もあります。下記にで各回線ごとの対応状況をまとめていきます。
ドコモ回線の格安SIMのテザリング対応状況
販売キャリア | iPhone | Android |
SIMフリー | ◯ iPhone 5S以降 | ◯ |
ドコモ | ◯ iPhone 5S以降 | △ 2015年夏(SHARPのみ) 2015年秋冬モデル以降 |
SIMロック解除済み au・ソフトバンク | ◯ iPhone 5S以降 | ◯ |
au回線の格安SIMのテザリング対応状況
販売キャリア | iPhone | Android |
SIMフリー | ◯ | ◯ |
au・UQモバイル mineo・BIGLOBEモバイル | ◯ ※1 | ◯ |
SIMロック解除済み ドコモ・ソフトバンク | ◯ | ◯ |
ソフトバンク回線の格安SIMのテザリング対応状況
販売キャリア | iPhone | Android |
SIMフリー | ◯ LET対応かつiOS8以上 | ◯ 一部端末を除く |
ソフトバンク・Y!mobile | ◯ LET対応かつiOS8以上 | △ 2018年春夏モデル以降 SIMロック解除対応機種 |
SIMロック解除済み ドコモ・au | × 動作保証外 | × 動作保証外 |
テザリングをする際の注意点
契約したデータ量から消費される
テザリングをする際に、接続先で使用したデータ量は契約しているデータ通信量から消費されます。そのため、契約したデータ容量を使い切ってしまうと通信制限になってしまいます。テザリング利用中は、多くのデータ容量を使わないように高画質の動画視聴や重いファイルをダウンロードは控えるようにしましょう。
バッテリーの消費が早くなる
ネットワークの中継端末となり、接続先のインターネットを繋げるので通常の利用よりもスマホのバッテリーの消費が早くなります。他の端末の接続していなくてもテザリングをオンにしていると待機状態となり、この状態でもバッテリーの消費が早くなるのでテザリングを使用するときのみオンにするようにしましょう。
端末やOSのバージョンにより使えないこともある
先ほど説明したように使用する端末やOSのバージョンによりテザリングが利用できない場合もあります。自分の持っている端末と使用する回線の組み合わせを把握し、事前にテザリングが可能か確認するようにしましょう。テザリングにオススメの格安SIMとプラン
格安SIMでテザリングを利用する場合、データ容量が少ないとすぐに通信制限にかかってしまうのでデータ容量に余裕のある20GBや30GBの大容量プランを選んだ方が良いでしょう。ただ、大容量プランで当月中にデータ容量を使い切れないともったいないのでデータ量を翌月の繰り越しに対応した格安SIMであることも必須でしょう。
下記で大容量プランでデータ量の繰り越しにも対応したオススメのプランを紹介していきます。
mineo
mineoは10GB・20GB・30GBと大容量のプランが用意されています。もちろん、データ量の繰り越しも可能です。回線ごとに料金が異なるので詳しい料金については下記の記事をご覧ください。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルでは12GB・20GB・30GBと大容量のプランが用意されています。もちろん、データ量の繰り越しにも対応しています。料金等の詳細は下記の記事をご覧ください。
まとめ
スマホのテザリング機能は非常に便利ですが、端末や回線の組み合わせにより利用できるか異なることやデータ量の契約が少ないとすぐに通信制限になってしまうことことがあります。そのため、テザリングを使うことが契約前から決まっている方は組み合わせやデータ量・繰り越しの可否を確認してから契約をするようにしましょう。