スマホでゲームをしている人は、少なからず一度は「夢中になれない」と、感じたことがあると思います。
おそらくその理由は、ポータブルゲーム機や据え置き型ゲーム機のような操作感覚がないことと、ゲーム中に処理が重くなってしまうことが原因ではないでしょうか。
であれば、その原因を払拭すればスマホでゲームを楽しめると、nubiaは非常にハイスペックに仕上がったゲーミングスマホRed Magic3を世に放ったのです。
このRed Magic3はスマホ史上初となる高速FANまで搭載。そこまでするかといったゲーミングスマホは、いったいどのような性能を持つスマホなのか徹底調査しましょう。
目次
Red Magic3を3行でまとめると、、、
- 据え置き型ゲーム機と同等レベルのハイスペック
- 8K動画撮影も可能にした4,800万画素
- スマホ初!冷却ファンを内蔵
Red Magic3の基本情報:スペック
価格 | 約57,300円~ (3499元~) |
OS | Redmagic OS2.0 (Android 9.0ベース) |
SoC | CPU:Snapdragon 855 GPU:Adreno 640 |
RAM | 6GB / 8GB / 12GB |
ROM | 64GB / 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 6.65インチ AMOLED(有機EL)ディスプレイ 1080 x 2340px (フルHD+), アスペクト比 19.5:9 |
カメラ | アウト:48MP F値/1.7 イン:16MP F値/2.0 |
バッテリー | 5,000mAh |
カラー | アイアンブラック / ファイヤーレッド / カモフラージュ / グラデーション |
重量 | 215g |
対応バンド | GSM:850/900/1800/1900 CDMA:BC0/BC1 TD-SCDMA:34/39 UMTS(WCDMA):1/2/4/5/8/9/19 LTE(TDD):34/38/39/40/41 LTE(FDD):1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26 |
Red Magic3の付属品
- 電源アダプタ
- USB Type-C
- ロゴステッカー
- SIMピン
Red Magic3のデザイン
冷却性能の性能を引き出すデザイン
高性能CPUを搭載することは同時に、内部に発生する熱との戦いを意味します。従来のスマホ本体で放熱するという方法は、普通にインターネットを利用する程度の使い方なら、十分な冷却効果があったかもしれません。
しかしゲームに特化したRed Magic 3では、それだけでは十分な排熱ができず、搭載したスペックを十分に発揮できない残念なスマホとなってしまいます。
そこでnubiaは、Red Magic Marsに搭載したICE多次元的冷却システムと、静音、省電力・高回転数の遠心FANを搭載することで、本体内部の熱を外に排出し、新しい空気を本体に取り込むことが効果的にできるようになりました。
この冷却システムが、搭載されているSnapdragon 855のCPUが持つポテンシャルを最高レベルまで引き出すことに成功。
ゲームに特化したスマホの登場となったのです。
Red Magic3の性能
ディスプレイもゲーム向けに進化
Red Magic3に搭載されているディスプレイは、ゲームでも動画でも十分に楽しめる6.65インチになる大きなAMOLED(有機EL)を搭載しています。AMOLEDは色鮮やかに表示できる点と、液晶ではできなかった「黒」をしっかり表現できることから、大きなディスプレイと相まって迫力と臨場感を与えることができるようになります。
さらにゲームに重要なのはディスプレイをタップしたときの反応速度と、ディスプレイのリフレッシュレートです。
いくらディスプレイが大きくてもタッチしたときの反応速度が鈍かったり、ディスプレイのリフレッシュレートが低かったりすると、タイミングを逃してしまいゲームどころではなくなってしまいます。
ディスプレイのリフレッシュレートは、前回の表示していたデータを書き換える速さを表しています。この数字が大きければ大きいほど、書き換えが速いためディスプレイに残像が残りにくくなります。これならアクションゲームのような、でディスプレイの中を縦横無尽に駆け回って、撃ち合うといったゲームも快適に遊ぶことができます。
Red Magic3では、、このリフレッシュレートが60Hz/90Hz/自動と3つから、選択できるようなっています。動きの速いゲームや動画を再生する場合は90Hz、 WEBサイトの閲覧はディスプレイのリフレッシュはそれほど素早くなくても良いので、60Hzや自動といった設定になるようです。
ゲームから8K動画撮影まで高性能なSoCを搭載
ゲームをとっても、3D処理性能の向上により、外出先でもプレステとかで遊んでいるのと変わらなくなってきました。ゲームのジャンルも、画面を縦横無尽に動き回るシューティングや、拡張現実(AR)を使い実写とキャラクターを融合させたアクションゲームなど、ゲームの進化に追いつけるだけのCPUとGPUを兼ね揃えたQualcomm製Snapdragon855を搭載しています。
しかもSnapdragon855には、CPUに非常に高い負荷をかける4Kや8K画質での撮影、ネットワーク速度の高速化や次世代通信規格である5Gに対応することもできる、まだまだ余裕があるCPUといえるでしょう。
実際にどのくらい違うのか、1つ前のSoCであるSnapdragon845を搭載したモデルよりも、CPU処理で45%、GPU処理が20%、AI処理については3倍という驚くべき進化を遂げています。
これだけの高性能なSoCを搭載したRed Magic3は、CPUが苦手とする熱を冷却FANを使って効果的に外部へ排出することができるため、Snapdragonの持つポテンシャルを最大限まで引き出すことができるスマホに仕上がっているのです。
ゲーム操作に優れたボタン配置
Red Magic3の側面には、ゲームの際に必要なボタンとなるセンサーが配置されています。そのためゲームをしているときの操作感覚は、ポータブルゲーム機や据え置き型ゲーム機のコントローラで操作している感覚に限りなく近いものになります。
他にも背面に配置されている指紋センサーも、ゲーム中にはボタンとして利用できるようになっています。
このようなボタンの配置が、今までに味わうことができなかった快適な操作感覚を与え、スマホでのゲームも思う存分楽しむことができるでしょう。
4,800万画素、8K動画撮影が可能に
ゲーム性能ばかりに目を奪われてしまうかもしれませんが、Red Magic3のカメラ性能もモンスター級のスペックを誇っています。まずカメラの画素数ですが4,800万画素と、非常に高密度な写真撮影が可能になりました。しかもRed Magic3のカメラは、最近のスマホが当たり前のように採用しているデュアルレンズ仕様ではありません。
シングルレンズ仕様となっているカメラでありながら、4,800万画素の撮影ができる性能は他社の追従を許しません。
さらに動画撮影においては、4Kを超える8K画質の撮影もできるようになりました。
4K画質の撮影はCPUにかかる負担が高く、スマホ本体があっという間に熱くなり、持っている手が汗ばんでしまうほどです。さらに発熱によりスマホが壊れてしまうのを防ぐために強制的にシャットダウンしてしまい、スマホの利用自体ができなくなってしまいます。
この事象は実際に他社製のスマホで発生した内容で、一時期インターネットで大きな話題となっていました。
そんなトラブルが起きてしまう心配も、Red Magic3に搭載した最強の冷却システムなら、快適に8K画質の撮影を続けられるでしょう。
搭載されたバッテリー容量は5,000mAh
これだけの高性能なスマホだと少しでもゲームや動画撮影をすると、バッテリーがあっという間に無くなってしまうのではないかと心配になってしまいます。これではせっかく夢中になってプレイしていたゲームも、動画の撮影にも集中することができません。
ですがRed Magic3に搭載されたバッテリーは大容量5,000mAhで、ゲームや撮影時もバッテリーの残容量を気にせず集中することができます。
どうしてもバッテリーの残容量が気になってしまった場合でも、10分間の充電で1時間ゲームプレイできる高速充電機能は非常に心強い性能ですね。
まとめ:Red Magic3は買いか否か
Red Magic3はいらないと思う方でも買いです。並んででも買うべきスマホです。スマホで本格的にゲームを楽しみたい人と、高画質で残せる写真撮影や8K動画を撮影したい人には、買うべきだとオススメするスマホですが、そこまでハイスペックなスマホはいならいと思う人でもRed Magic3を購入しましょう。
なぜなら長く使い続けられるスマホにするためです。
スマホもパソコンと同じようにOSのやアプリのアップデートが行われ、アップデートされるたびに求められる性能は少しずつですが上がっていきます。
そして最終的にはアップデートできなくなり、「そろそろスマホを買い換えるか」と考えるのですが、その時期を少しでも遅らせることができるからです。
Red Magic3ほどのハイエンドスマホなら、購入から1~2年も使わないうちに買い換えが必要になることはないでしょう。
ゲームにも動画撮影にも、スマホとしての性能も、どれをとっても妥協しない最高の体験ができるスマホはRed Magic3しかないでしょう。
販売サイト | 価格(5/12現在) |
Banggood | 75,954円 |