Xiaomiは2月5日、上下左右全ての4辺が88度に湾曲したコンセプトスマートフォンを発表しました。
同社はこれを「クアッドカーブウォーターフォールスクリーンコンセプトスマートフォン」と呼び、筐体の物理ボタンや端子のない近未来の筐体デザインとして紹介しています。
今回発表されたコンセプト機は、4辺全てが側面に向かって88度の角度で湾曲しているのが特徴です。
これまでも「HUAWEI Mate 30 Pro」など88度の湾曲ディスプレイを搭載する端末もありましたが、4辺全てが湾曲したスマートフォンは未だ発表されていません。
同コンセプト機の画面は、ノッチもパンチホールのない真のフルスクリーンディスプレイとなっています。
また、通常のスマートフォンの場合、画面上部に常時表示されるステータスバー/通知バーが右側面のエッジ部分に表示されています。
これにより、前面の表示領域が増え、フルスクリーンディスプレイのメリットを最大限享受できるようになっています。
インカメラには、第3世代の画面下インカメラを搭載とのこと。
一方、左側面には感圧タッチセンサーの電源ボタン及び音量キーが搭載されており、物理的なボタンは全て排除されています。
さらに、物理ボタンだけでなく、充電ポートやイヤホンジャックまでも廃止されておりワイヤレス充電のみに対応。
物理SIMカードスロットも非搭載でeSIMのみの対応です。
スピーカーは「フレキシブルフィルムディスプレイ音響技術」を搭載することで、スピーカー穴も廃止しています。
言わば、完全な「ボタンなし・穴なし」スマートフォンと言えます。
背面には、巨大単眼のシングルカメラを搭載してます。
同コンセプト機はあくまでもコンセプトモデルであり、現時点では実際に商用化される予定はありません。
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